

自覚症状がないことも多いと聞くと不安です。
妊活を始める前に、夫婦で検査を受けた方がよいのでしょうか?

進行すると、卵管炎や骨盤内炎症性疾患などにつながり、不妊の原因になることもあります。
妊活を始める前や不安がある場合は、夫婦で性感染症検査を検討しましょう。
この記事では、クラミジアと不妊の関係、女性に自覚症状が少ない理由、検査の受け方、自宅検査キットの注意点を整理します。
クラミジアは、性感染症の中でもよく知られている感染症の一つです。
しかし、感染しても症状が少ないことがあり、気づかないまま過ごしてしまう方もいます。
特に女性では、自覚症状がほとんどないこともあり、妊活を始めてから検査で分かるケースもあります。
クラミジアに感染した人すべてが不妊になるわけではありません。
ただし、治療せずに放置して進行すると、卵管炎や骨盤内炎症性疾患などにつながり、不妊の原因になることがあります。
妊活前に夫婦で性感染症検査を考えることは、自分たちの体を守るためにも大切です。
- クラミジアと不妊の関係が気になる
- 女性に自覚症状が少ない理由を知りたい
- 妊活前に性感染症検査を受けるべきか迷っている
- パートナーにも検査を受けてほしい
- 自宅検査キットを使ってよいか知りたい
- 陽性だった場合にどうすればよいか不安
この記事では、クラミジアと不妊の関係、女性に自覚症状が少ない理由、妊活前に検査を考えたい性感染症、自宅検査キットを使うときの注意点を解説します。
症状がある場合や検査で陽性だった場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
妊活フォーラム編集部
妊活・不妊治療に向き合う夫婦の「仕事」「お金」「夫婦関係」「男性妊活」の悩みを、当事者目線で整理しています。医療的な判断ではなく、治療を続けるための生活上の工夫や考え方を中心に発信しています。
クラミジアは不妊の原因になることがある
クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌による性感染症です。
主に性的接触によって、性器やのどなどの粘膜に感染します。
感染しても症状が少ないことが多く、本人が気づかないまま感染が続くことがあります。
女性の場合、クラミジアが子宮頸管から子宮、卵管、骨盤内へ広がると、卵管炎や骨盤内炎症性疾患につながることがあります。
卵管は、卵子と精子が出会うために重要な通り道です。
炎症によって卵管が狭くなったり、詰まったり、癒着が起きたりすると、妊娠しにくさにつながることがあります。
そのため、クラミジアは不妊の原因の一つとして注意が必要です。
ただし、クラミジアに感染したら必ず不妊になるという意味ではありません。
早く気づいて適切に治療することが大切です。
- クラミジアは症状が少ないことがある
- 女性では気づかないうちに進行することがある
- 進行すると卵管炎などにつながることがある
- 不妊の原因になることがある
- 早期発見・早期治療が大切
「心当たりがないから大丈夫」と決めつけず、不安がある場合や妊活を始める前には検査を検討しましょう。
女性は自覚症状が少ないことが多い
クラミジアが怖い理由の一つは、女性では自覚症状が少ないことが多い点です。
感染していても、強い痛みや明らかな異変がないまま過ごしてしまうことがあります。
症状がある場合でも、次のような軽い変化にとどまることがあります。
- おりものの変化
- 軽い下腹部痛
- 不正出血
- 性交時の痛み
- のどの違和感
こうした症状は、月経前の不調や体調不良と区別しにくいことがあります。
そのため、感染に気づかず、妊活を始めてから検査で分かることもあります。
東京都感染症情報センターも、クラミジアは自覚症状がなく感染に気づかないことが多く、女性では子宮頸管炎、骨盤内付属器炎、不妊などを起こすものの、自覚症状は多くの場合ないと説明しています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
自覚症状がないことは、「問題がない」という意味ではありません。
妊活前に検査を受けることは、将来の不安を減らすためにも大切です。
男性にも症状が出ないことがある
クラミジアは女性だけの問題ではありません。
男性も感染することがあります。
男性の場合、排尿時の軽い痛み、尿道から膿のような分泌物が出る、尿道のかゆみ、精巣のあたりの腫れや痛みなどが出ることがあります。
ただし、男性でも症状が軽い、または気づかないことがあります。
症状がないままパートナーへ感染させてしまうこともあります。
妊活前の検査は、女性だけが受ければよいものではありません。
夫婦・カップルで一緒に確認することが大切です。
- 男性にも感染する
- 症状が軽いことがある
- 症状がなくても感染している場合がある
- パートナーと一緒に検査・治療を考える
どちらか一方だけが治療しても、もう一方が感染していると再感染する可能性があります。
陽性だった場合は、パートナーも一緒に確認し、医師の指示に従って治療しましょう。
クラミジアの感染経路
クラミジアは、主に性的接触によって感染します。
性器同士の接触だけでなく、オーラルセックスによってのどに感染することもあります。
主な感染経路は、感染部位の粘膜や分泌物との接触です。
以前の記事では、銭湯やタオルなどに触れていましたが、クラミジアは主に性的接触で感染するものとして理解するのが基本です。
不安がある場合は、性器だけでなく、のどの検査が必要かどうかも医療機関で相談しましょう。
- 性器の接触
- オーラルセックス
- 感染部位の粘膜や分泌物との接触
- 分娩時の産道感染
クラミジアは、感染して治療しても再び感染することがあります。
予防には、コンドームの使用や、不安があるときの検査、パートナーと一緒に治療することが大切です。
クラミジアで不妊につながる理由
クラミジアが不妊につながる可能性があるのは、卵管や骨盤内に炎症が広がることがあるためです。
女性の体では、排卵された卵子は卵管に取り込まれ、そこで精子と出会います。
受精した卵は、卵管を通って子宮へ移動します。
しかし、卵管に炎症が起きると、卵管が狭くなったり、詰まったり、癒着が起きたりすることがあります。
その結果、卵子と精子が出会いにくくなったり、受精卵が子宮へ移動しにくくなったりする可能性があります。
また、卵管に問題がある場合は、子宮外妊娠のリスクが高まることもあります。
クラミジア感染がすべて不妊につながるわけではありませんが、放置しないことが大切です。
妊活前に夫婦で検査を考えたい性感染症
妊活前に確認したい性感染症は、クラミジアだけではありません。
医療機関では、状況に応じて複数の性感染症検査をすすめられることがあります。
ここでは、妊活前に知っておきたい代表的なものを整理します。
クラミジア
クラミジアは、女性に自覚症状が少ないことが多く、不妊の原因になることがあります。
妊活前に確認しておきたい代表的な性感染症です。
検査では、尿、子宮頸部からの分泌物、おりもの、のどの検体などを調べます。
淋菌感染症
淋菌感染症も、性器やのどに感染することがあります。
女性では症状が分かりにくいことがあり、進行すると骨盤内炎症性疾患などにつながることがあります。
クラミジアと一緒に検査されることも多い性感染症です。
梅毒
梅毒は、近年患者数の増加が注目されている性感染症です。
妊娠中に感染していると、胎児に影響することがあります。
妊活前や妊娠初期の検査で確認されることがあります。
HIV・B型肝炎・C型肝炎など
妊活前の検査や妊婦健診では、HIV、B型肝炎、C型肝炎などを確認することもあります。
これらは母子感染やパートナーへの感染予防の観点からも重要です。
どの検査を受けるべきかは、年齢、既往歴、パートナーの状況、妊活・治療の段階によって変わります。
迷う場合は、婦人科、泌尿器科、不妊治療クリニック、保健所などで相談しましょう。
カンジダは不妊の原因になる?
元記事では、カンジダを不妊の原因として扱っていました。
しかし、カンジダはクラミジアや淋菌のように、不妊原因として同じように強く扱うのは慎重にした方がよいです。
カンジダは、かゆみやおりものの変化などを起こすことがあります。
疲れ、体調不良、抗菌薬の使用、妊娠、免疫状態の変化などで症状が出ることもあります。
不妊の原因と決めつけるのではなく、症状がある場合は婦人科で相談しましょう。
- 強いかゆみがある
- おりものの量や状態が変わった
- 外陰部に痛みや違和感がある
- 症状を繰り返している
自己判断で市販薬を使う前に、妊活中や妊娠の可能性がある場合は医師や薬剤師に相談すると安心です。
検査はどこで受けられる?
性感染症の検査は、主に次のような場所で相談できます。
- 婦人科・産婦人科
- 泌尿器科
- 性感染症内科・性病科
- 不妊治療クリニック
- 保健所
- 自宅検査キット
症状がある場合、妊娠の可能性がある場合、すでに妊活や不妊治療を始めている場合は、医療機関で相談するのが基本です。
保健所では、地域によってHIVや性感染症の検査・相談を行っている場合があります。
受けられる検査項目や予約方法は地域によって違うため、自治体の案内を確認してください。
自宅検査キットを使うときの注意点

仕事が忙しい、病院へ行く時間がない、対面で相談するのに抵抗がある。
そのような場合、自宅で検体を採取して郵送する性感染症検査キットを検討する方もいます。
自宅検査キットは、受診や検査のきっかけとして便利な場合があります。
ただし、使うときには注意点があります。
- 検査できる項目を確認する
- 採取方法を正しく守る
- 検査時期が早すぎないか確認する
- 陽性の場合は医療機関で診断・治療を受ける
- 症状がある場合はキットだけで済ませない
- パートナーの検査・治療も考える
自宅検査キットは、医療機関を受診しにくい方にとって選択肢になります。
ただし、陽性だった場合や症状がある場合は、必ず医療機関へつなげることが大切です。
自宅検査キットを選ぶときのポイント
自宅検査キットを選ぶときは、価格だけで判断しない方が安心です。
次のポイントを確認しましょう。
- 検査項目が自分に合っているか
- 登録衛生検査所など信頼できる検査体制か
- 検体の採取方法が分かりやすいか
- 結果確認の方法が分かりやすいか
- 陽性時に医療機関へつながれる案内があるか
- 匿名配送や郵便局留めなどプライバシー配慮があるか
- 価格や送料が明確か
元記事では3社をランキング形式で紹介していましたが、検査キットは価格や検査項目、サービス内容が変わることがあります。
そのため、現在の料金や検査項目は、必ず公式サイトで確認してください。
自宅で検査を考える方へ
医療機関へすぐ行けない場合や、まずは自宅で確認したい場合は、郵送検査キットを選択肢にしてもよいでしょう。
ただし、繰り返しになりますが、検査キットは治療ではありません。
陽性だった場合は、医療機関で診断・治療を受ける必要があります。
また、パートナーが感染している場合は、片方だけ治療しても再感染する可能性があります。
夫婦・カップルで一緒に確認することが大切です。
検査キットを使う場合も、不安な症状がある方、妊娠している可能性がある方、すでに不妊治療中の方は、医療機関で相談することをおすすめします。
陽性だった場合に大切なこと
検査でクラミジアなどが陽性だった場合、落ち込んだり、パートナーとの関係が不安になったりするかもしれません。
しかし、性感染症は早く見つけて治療することが大切です。
陽性だった場合は、次の点を確認しましょう。
- 医療機関を受診する
- 医師の指示どおりに治療する
- 自己判断で薬を中断しない
- パートナーにも検査・治療をすすめる
- 治療が終わるまで性的接触を控える
- 必要に応じて再検査を受ける
クラミジアは抗菌薬で治療します。
ただし、片方だけ治療しても、パートナーが未治療の場合は再感染する可能性があります。
厚生労働省も、医療機関を受診し、セックスパートナーと一緒に治療することが重要と説明しています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
妊活中の場合は、治療のタイミングや妊活再開の時期についても医師に確認しましょう。
夫婦で検査を受けるときの話し合い方
性感染症検査の話は、夫婦でも切り出しにくいことがあります。
「疑っていると思われたらどうしよう」
「過去のことを責めていると思われるかもしれない」
「自分も検査結果が怖い」
そう感じる方もいると思います。
しかし、妊活前の検査は、どちらかを責めるためではありません。
これから安心して妊活に向き合うための確認です。
伝えるときは、次のような言い方がおすすめです。
- 妊活を始める前に、二人で体の状態を確認したい
- どちらかを疑っているのではなく、安心材料として検査したい
- 女性は症状がないことも多いらしいから、念のため確認したい
- 陽性でも早く治療すればよいから、一緒に受けたい
- 妊活を私だけの問題にしたくない
性感染症の検査は、恥ずかしいことではありません。
夫婦で妊活に向き合うための大切な準備の一つです。
よくある質問
クラミジアに感染すると必ず不妊になりますか?
必ず不妊になるわけではありません。ただし、クラミジアを治療せずに放置すると、女性では卵管炎や骨盤内炎症性疾患などにつながり、不妊の原因になることがあります。不安がある場合は早めに検査・治療を受けましょう。
女性はクラミジアに感染しても気づきにくいのですか?
はい。女性では自覚症状が少ないことが多く、気づかないまま進行することがあります。おりものの変化、軽い下腹部痛、不正出血、性交時の痛みなどがある場合もありますが、症状がない場合もあります。
クラミジアはオーラルセックスでも感染しますか?
感染することがあります。クラミジアは性器だけでなく、のどに感染することもあります。不安がある場合は、性器だけでなく咽頭検査が必要かどうかも医療機関で相談しましょう。
妊活前に夫婦で性感染症検査を受けた方がいいですか?
妊活前や不安がある場合は、夫婦で検査を検討することをおすすめします。女性だけでなく男性も感染している場合があり、片方だけ治療しても再感染する可能性があります。
自宅検査キットだけで大丈夫ですか?
自宅検査キットは、受診のきっかけとして便利な場合があります。ただし、陽性だった場合や症状がある場合は、医療機関で診断・治療を受けてください。妊娠中や不妊治療中の方も医療機関で相談するのが安心です。
陽性だったらパートナーに言うべきですか?
はい。再感染を防ぐためにも、パートナーも検査・治療を受けることが大切です。言い出しにくい場合は、医師や相談窓口に相談しながら伝え方を考えてもよいでしょう。
まとめ:クラミジアは自覚症状が少ないことがある。妊活前に夫婦で検査を考えよう
クラミジアは、症状が少ないことが多い性感染症です。
特に女性では、自覚症状がほとんどないまま進行することがあります。
治療せずに放置すると、卵管炎や骨盤内炎症性疾患などにつながり、不妊の原因になることがあります。
ただし、感染した人すべてが不妊になるわけではありません。
大切なのは、早めに気づき、適切に治療することです。
- クラミジアは症状が少ないことが多い
- 女性では自覚症状がほとんどない場合がある
- 進行すると不妊の原因になることがある
- オーラルセックスでのどに感染することもある
- 妊活前に夫婦で検査を考える
- 陽性だった場合は医療機関で治療する
- パートナーも一緒に確認する
- 自宅検査キットは受診のきっかけとして使う
性感染症の検査は、恥ずかしいものではありません。
妊活を安心して始めるために、夫婦で体の状態を確認する大切な準備です。
不安がある場合は、婦人科、泌尿器科、不妊治療クリニック、保健所、自宅検査キットなど、自分たちに合った方法で検査を検討しましょう。
妊活フォーラム編集部
妊活フォーラムは、不妊治療や妊活に取り組む方が、仕事・お金・夫婦関係・男性妊活の悩みを一人で抱え込まないための情報を発信しています。
医療的な診断や治療方針の提示ではなく、生活上の工夫や夫婦で話し合うためのヒントを中心に整理しています。
体調や治療方針に不安がある場合は、必ず医師や専門機関にご相談ください。
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