太っているせいか、10代の頃から生理不順に悩んでいます。
身長160cmで、今、体重が66kgあります。
会社の検診で「このままでは妊娠しにくい。10kg減量した方が良い」と言われて、ジムに入会しましたが、仕事と家事に追われて、なかなか通えていません。
簡単に取り組めるダイエット方法はありませんか?
過剰に体脂肪がついていると、ホルモンのバランスが崩れて、妊娠しにくくなります。
排卵誘発剤を使っても卵巣の反応が鈍くなりがちで、妊娠率が低くなります。
「肥満の女性にとってもっとも安上がりな不妊治療はダイエット」と言っても過言ではないでしょう。
しかし、極端な食事制限や運動によるダイエットは逆効果。
半年ぐらいを掛けて少しずつ体重を落としていきましょう。
自宅や職場でも無理なく続けられるスクワットや階段の上り下りがおすすめです。
下半身にコミットした運動はコーヒーを上手に活用すると効果が高まることが分かっています。
この記事では、私の夫や義姉が10kgの減量に成功した「スクワット×コーヒー」ダイエットについて解説します。
ダイエットって必要? 標準体重を目指すことは大切な妊活の準備です
肥満も痩せすぎもNG・・・妊活を始める前にBMI値「22」前後に
女性はふっくらしている方が、女性ホルモン値が高く、健康な卵子が多いと言われていますが、肥満にまで達すると、排卵や卵子の成長に悪影響を与えます。
仮に妊娠できたとしても、妊娠高血圧などを引き起こしかねません。
また、肥満は生理不順を引き起こすとも言われています。
排卵のタイミングを予想することができないと、タイミング法が難しくなります。
標準体重は肥満度の指数「BMI値」を元に算出します。
BMI値は、「22」前後なら病気にかかりにくいことが分かっています。
この指数「22」を利用して、標準体重を計算します。
算出方法は世界で共通です。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
肥満とはBMIが30以上の人を指しますが、日本人はもともと体型が小柄だということもあり、BMI25以上を肥満としています。
肥満の人は積極的にダイエットに取り組みましょう。
とはいえ、早く妊娠したいからといって過度なダイエットはNGです。
急激に痩せると、卵胞の発育に必要なホルモンが十分に分泌されなくなり、月経がストップしてしまうこともあります。
一度、乱れた月経周期はなかなか元には戻りません。
ダイエットは半年ぐらいを掛けて少しずつ取り組むようにしましょう。
決して、痩せればやせるほど良いわけではないことをお忘れなく。
痩せすぎも妊娠しずらくなる要因で、低出生体重児になるリスクが高くなります。
痩せすぎの人は少し太る努力をしましょう。
妊活をはじめるなら男性もダイエットが必要・・・BMI値30以上は不妊の原因
男性もBMI値が30以上だと、不妊の原因になります。
「不妊」と聞くと、「女性側のカラダに問題がる」と考える人がほとんどですが、実際には不妊原因の48%が男性にあることがわかっています。
インドの不妊治療施設で行われた調査によると、BMI値30以上の男性の精子の量は少ない傾向にあったといいます。
運動率も悪く、着床しずらいことが不妊を招いていまうのです。
また、あまり知られていませんが、精子も老化します。
個人差もありますが、目安はおおよそ35歳。
老化が加わると、更に妊娠が難しくなります。
妊活をはじめると決めたら、カップルで標準体重を目指しましょう。
妊活前のダイエットの方法は何を選ぶ?ジムで筋トレ?ヨガ?おすすめは「スクワット」
美しく健康にダイエット“第二の心臓”と呼ばれる足にコミットし代謝を上げる
妊娠しやすいカラダをつくるには、美しく健康にダイエットすることが大切です。
そして、妊娠中に太りにくいカラダを手に入れることが大切です。
脂肪を燃やそうと思うのであれば、カラダの中で最も大きい筋肉の足を鍛えることが近道です。
おすすめはスクワットです。
スクワットは基礎代謝を上げて痩せやすく、そしてリバウンドしにくいカラダへと導いてくれます。
ちなみに足は“第二の心臓”と呼ばれていて、脚力とIQは比例しているとも言われています。
スクワット1回=腹筋100回!? 自宅でお金を掛けずに取り組めます
「ダイエット」と聞くと、ランニングやウォーキングといった有酸素運動を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、有酸素運動は、1回あたりの運動を長く続けないと効果が低いです。
有酸素運動は続ければ続けるほど、心肺機能が向上して省エネ体質になり、逆に、痩せにくくなってしまうという落とし穴も・・・。
妊活に向けたダイエットに筋トレが良いことが想像できると思います。
「美しいカラダをつくる筋トレ」と聞くと、腹筋運動を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
腹筋は消費カロリーが多くないので、頑張って鍛えても体脂肪は落ちません。
「6つに割れた腹筋に憧れて、頑張ったけど、叶わなかった」という苦い思い出がある人もきっと多いでしょう。
体脂肪を落とすには、腹筋よりもスクワットの方が効果的です。
スクワット1回は、腹筋100回の効果があるとも言われています。
スクワットは場所を選ばずできることが、うれしいポイント。
正しいフォームで行い、しっかりと負荷を掛けましょう。
階段の上り下りでも同様の効果が得られます。
個人差はありますが、2週間程度で効果を実感できるはずです。
妊活前のダイエットはコーヒー(カフェイン)を上手に活用し脂肪を燃焼させましょう
カフェインは現代の科学で脂肪燃焼効果が証明されています
コーヒーの特徴的な成分「カフェイン」は脂肪の燃焼に効果があるとされています。
コーヒーをダイエットに組み合わせない手はありません。
コーヒーは最も身近にあるスーパーフードで、ダイエットに効果的なことをはじめ、三大疾病を予防し、血糖値を下げ、うつ病のリスクを減らすことも分かっています。
カフェインはコーラや紅茶にも含まれていますが、苦手でないのであれば、上記のようなメリットがあるコーヒーを選びましょう。
ただし、妊活をはじめるなら、過剰なカフェイン摂取には注意が必要です。
カフェインと筋トレの効果を探った研究はたくさんありますが、マットグロッソ連邦大学の実験結果は特に興味深いです。
同大学はカフェインは下半身の筋トレにだけ効果的だったと言っています。
体重1kgあたり6mgのカフェインを摂って運動をスタート
体重66㎏ならば、66mg・・・・・・コーヒー1杯のカフェイン含有量は約60gですから、だいたい1杯を目安にすれば良いと思います。
妊婦になりたい人のダイエットで欠かせない「葉酸」サプリ
さて、妊活を始めたら、積極的に摂りたい栄養素がいくつかあります。
その代表格が「葉酸」です。
葉酸は、赤ちゃんのカラダ作りに欠かせません。
また、子宮内膜を厚くし、着床しやすいカラダをつくるとも言われています。
一方で、新陳代謝を活発にさせる葉酸は、ダイエットでも忘れずに摂りたい栄養素です。
代謝が上がれば、より大きなダイエット効果が期待できるほか、ダイエット中に起こりやすい、頭痛、めまい、ストレスなどの軽減にも役立ちます。
葉酸以外の栄養素もバランス良く摂取できるサプリメントを選びましょう
葉酸は食事の中から摂ることが大前提ですが、一日に必要な量を食べ物で摂取しようと思うと、すごく大変です。
食事だけで補いきれない場合は、サプリメントを活用しましょう。
葉酸の吸収と代謝には「亜鉛」「ビタミンC」「ビタミンB12」などの栄養素が深く関わるので、葉酸以外の栄養素もバランス良く取得できるサプリメントがおすすめです。
多くの先輩ママさんがおすすめする「makana(マカナ)」は50種類以上の栄養成分配合。
いつでも解約でき、気軽に試せるのもおすすめポイントです。
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ただし、カフェインは葉酸の吸収を妨げるので、時間をずらして摂取しましょう。
まとめ:体重10キロ減を目指す妊活前のダイエットは「スクワット×コーヒー」
私の夫や義姉が実際に10kgの減量に成功した「スクワット×コーヒー」ダイエットについて解説しました。
仕事と家事に追われるあなたでも、続けやすいダイエットです。
鏡の前で笑顔になる未来をぜひ、手に入れてください。
- 妊活に取り組もうと決めたなら、必ず、カップルで、標準体重に近い健康的なスタイルを目指しましょう
- ダイエットは、筋肉を増やすことを意識して代謝を上げ、リバウンドしにくいカラダを手に入れましょう
- 筋トレは筋肉量の多い下半身にコミットしましょう
- コーヒーのメリットを上手に活用してみましょう
- 葉酸を積極的に摂りましょう
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おまけ:妊活前の10キロ減ダイエットを続けるコツ
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