不妊治療と仕事の両立は年間休日110日だと厳しい?休みやすい職場の条件を解説

私が勤めている会社は、年間休日110日です。
不妊治療で授かった5つ年上の姉に「不妊治療を考えるなら、条件の良い会社に転職することも考えた方がいい」と言われました。
たしかに今の職場は有給休暇を取りにくく、急な休みも言い出しづらいです。
年間休日110日の会社では、不妊治療と仕事の両立はやっぱりしんどいのでしょうか?

年間休日110日だから不妊治療が絶対に無理、というわけではありません。
ただし、タイミング法や人工授精、体外受精、顕微授精では、排卵日や卵胞の育ち方、採卵日、移植日などに合わせて急な通院が必要になることがあります。
そのため、休日数だけでなく「急に休めるか」「遅刻・早退しやすいか」「上司に相談しやすいか」「フレックスや在宅勤務があるか」がとても重要です。
この記事では、年間休日110日の職場で不妊治療がしんどくなりやすい理由と、退職に追い込まれる前に確認したい働き方・転職の考え方を整理します。
この記事を書いた人

妊活フォーラム編集部

妊活・不妊治療に向き合う夫婦の「仕事」「お金」「夫婦関係」「男性妊活」の悩みを、当事者目線で整理しています。医療的な判断ではなく、治療を続けるための生活上の工夫や考え方を中心に発信しています。

 

この記事の流れ
  1. 不妊治療と仕事の両立は、年間休日110日だとしんどい?
  2. 年間休日110日は少ない?最新版データで確認
  3. 不妊治療と仕事の両立が難しい理由
  4. 最新版データで見る「不妊治療と仕事の両立」の現実
  5. 年間休日110日と120日以上では何が違う?
  6. 休日数より大切な「休みやすさ」
  7. 転職を考える前に、まず今の会社で確認したいこと
  8. 上司に伝えるなら、どこまで話す?
  9. それでも厳しいなら、転職は早めに情報収集していい
  10. 不妊治療と両立しやすい転職先を選ぶポイント
  11. 転職エージェントを使うなら、こう伝える
  12. 退職を決める前に考えてほしいこと
  13. 不妊治療と年間休日110日に関するQ&A
  14. まとめ:年間休日110日で不妊治療がしんどいなら、働き方を見直していい
  15. おまけ:不妊治療と退職で悩んでいる方へ
  16. おまけ2:不妊治療をやめたいほど疲れている方へ
  17. おまけ3:ストレスの限界サインを見逃さないでください

不妊治療と仕事の両立は、年間休日110日だとしんどい?

結論から言うと、年間休日110日の職場でも不妊治療を続けている人はいます。

ただし、しんどくなりやすい条件であることは確かです。

年間休日110日は、単純に「休みが少ない」というだけではありません。

不妊治療では、休日に合わせて通院日を自由に決められないことが多いからです。

  • 排卵日が近いので、明日受診してください
  • 卵胞の育ち方を見たいので、2日後に来てください
  • 採卵日がこの日に決まりました
  • 移植日はこの日になりそうです
  • ホルモン値を確認したいので、朝一番で来てください

このように、不妊治療では急な通院が起こります。

特に体外受精や顕微授精に進むと、仕事の予定よりも体の反応を優先せざるを得ない場面が増えます。

そのため、年間休日が少ない職場、さらに有給休暇が取りにくい職場では、治療と仕事の両立が一気に難しくなります。

 不妊治療と仕事の両立で大切なのは、休日数だけではありません。「必要な時に休めるか」「短時間でも抜けられるか」が大きなポイントです。
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年間休日110日は少ない?最新版データで確認

年間休日110日と聞くと、「普通くらいでは?」と思う人もいるかもしれません。

たしかに、極端に少ない数字ではありません。

しかし、最新の調査を見ると、年間休日110日は平均より少なめです。

厚生労働省の令和6年就労条件総合調査では、年間休日総数の1企業平均は112.1日、労働者1人平均は116.4日とされています。

つまり、年間休日110日は、企業平均に近いものの、労働者1人あたりの平均よりは少ない水準です。

では、年間休日110日とは、どのような働き方なのでしょうか。

1年は約52週あります。

完全週休2日なら、

完全週休2日の休日数

52週 × 2日 = 104日

年間休日110日の場合、週2日の休み以外に使える休日は、ざっくり6日程度です。

つまり、祝日、年末年始、お盆休みなどをすべて休む余裕はあまりありません。

もちろん、業界や会社によって休日の組み方は違います。

しかし、年間休日110日の職場では、次のような悩みが出やすくなります。

  • 祝日が出勤になることがある
  • 土曜出勤がある
  • 連休が少ない
  • 疲れが抜けにくい
  • 通院のために有給休暇を使う余裕が少ない
  • 採卵や移植に合わせて休むと、残りの有給が不安になる

妊活前なら気にならなかった休日数でも、不妊治療を始めると「休みの少なさ」が大きな負担になることがあります。

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不妊治療と仕事の両立が難しい理由

不妊治療と仕事の両立が難しい理由は、「通院回数が多いから」だけではありません。

通院日が読みにくいこと、職場に説明しづらいこと、体調やメンタルへの負担があることも大きな理由です。

急な通院が必要になる

不妊治療では、通院日を自分の都合だけで決められないことが多くあります。

タイミング法や人工授精では、排卵日に合わせた受診が必要です。

体外受精や顕微授精では、卵胞の育ち方やホルモン値を見ながら、採卵日や移植日が決まります。

そのため、

  • 翌日の通院が急に決まる
  • 朝一番で採血や診察が必要になる
  • 数日おきに受診が必要になる
  • 採卵日が直前まで確定しない
  • 移植日のために休みを調整する必要がある

ということが起こります。

年間休日が少ない職場では、こうした急な通院に対応するために有給休暇を使うことになり、すぐに休みが足りなくなることもあります。

遅刻・早退がしづらい

不妊治療では、丸一日休むほどではないけれど、朝だけ病院に行きたい、夕方に早退したい、という場面もあります。

しかし、職場によっては遅刻や早退がしづらいことがあります。

  • 朝礼に必ず出ないといけない
  • シフト制で抜けにくい
  • 少人数で代わりがいない
  • 上司に理由を細かく聞かれる
  • 遅刻や早退への目が厳しい

このような職場では、たとえ年間休日が110日以上あっても、治療との両立はかなり大変です。

職場に言いづらい

不妊治療は、とてもプライベートなことです。

上司や同僚に話したくない人も多いでしょう。

しかし、通院のために何度も休む場合、何も説明しないままだと職場で気まずくなることがあります。

  • また休むの?と思われそう
  • 何の病院か聞かれたら困る
  • 妊活していることを知られたくない
  • 男性上司には話しづらい
  • 同僚に負担をかけるのがつらい

こうした心理的な負担も、不妊治療と仕事の両立を難しくします。

体調とメンタルの波がある

不妊治療では、注射、採血、採卵、薬の副作用、判定待ちなど、体にも心にも負担がかかります。

治療そのものだけでなく、結果を待つ時間も大きなストレスです。

仕事中にふと涙が出そうになる。
妊娠報告を聞いてつらくなる。
判定日前後に集中できない。
採卵後に体が重い。

このような状態でも、普段通り仕事をしなければならないことがあります。

だからこそ、休日数だけでなく、職場の理解や働き方の柔軟性が大切になります。

最新版データで見る「不妊治療と仕事の両立」の現実

厚生労働省の令和5年度調査では、不妊治療をしたことがあると答えた人のうち、不妊治療と仕事の両立ができずに仕事を辞めた人は10.9%とされています。

約9人に1人が、治療と仕事の両立ができずに離職している計算です。

また、不妊治療を行っている従業員が受けられる支援制度等がある企業は26.5%とされています。

つまり、支援制度がある企業は増えてきているものの、まだすべての職場で整っているわけではありません。

 不妊治療と仕事の両立は、本人の努力だけで解決できる問題ではありません。職場の制度や理解も大きく関係します。

「自分の段取りが悪いから両立できない」
「みんな働きながら頑張っているのに、自分だけ弱い」
「治療のために休むのは迷惑なのでは」

このように自分を責める必要はありません。

不妊治療は、通院日が読みにくく、身体的にも精神的にも負担が大きいものです。

だからこそ、働き方そのものを見直すことは、とても現実的な選択です。

年間休日110日と120日以上では何が違う?

年間休日110日と120日では、差は10日です。

数字だけ見ると、「たった10日」と感じるかもしれません。

しかし、不妊治療中の10日は大きいです。

たとえば、次のような使い方ができます。

  • 採卵日に休む
  • 移植日に休む
  • 判定日に半休を取る
  • 治療後に体を休める
  • 夫婦で話し合う時間を作る
  • 通院が続いた週末に休息する

年間休日120日以上の職場では、土日祝日が休みになることが多く、連休も確保しやすくなります。

一方、年間休日110日の職場では、祝日出勤や土曜出勤がある場合もあり、通院以外の休息時間が削られやすくなります。

不妊治療中は、通院だけでなく「回復する時間」「気持ちを整える時間」も必要です。

そのため、休日の差は単なる数字ではなく、治療を続ける余力に関わります。

休日数より大切な「休みやすさ」

とはいえ、年間休日が多ければ必ず両立しやすいとは限りません。

年間休日130日でも、有給休暇が取りにくい職場なら通院は大変です。

逆に年間休日110日でも、フレックス勤務や時間単位有給、在宅勤務が使える職場なら、両立できる可能性があります。

不妊治療と仕事の両立で本当に重要なのは、休日数だけではありません。

不妊治療と両立しやすい職場の条件
  • 有給休暇を取りやすい
  • 半休や時間単位有給が使える
  • フレックスタイム制度がある
  • 在宅勤務ができる
  • 遅刻・早退に理解がある
  • 急な休みに対応しやすい
  • 上司に相談しやすい
  • 不妊治療休暇や休職制度がある
  • 通院しやすい場所に職場がある

休日数はもちろん大切です。

でも、それ以上に「平日の通院に対応できるか」が重要です。

不妊治療は、土日だけで完結するものではありません。

平日に病院へ行ける余地があるかどうかを確認しましょう。

転職を考える前に、まず今の会社で確認したいこと

いきなり転職を決める必要はありません。

まずは、今の会社で使える制度がないか確認しましょう。

就業規則や人事制度を見直すと、意外と使える制度があるかもしれません。

有給休暇の取り方

まず確認したいのは、有給休暇です。

  • 半日単位で取得できるか
  • 時間単位で取得できるか
  • 当日申請が可能か
  • 理由を細かく言う必要があるか
  • 繁忙期以外なら取りやすいか

不妊治療では、丸1日休むよりも、数時間だけ抜けたい場面が多くあります。

時間単位有給が使える会社なら、かなり両立しやすくなります。

フレックスタイム制度

フレックスタイム制度があると、朝の通院後に出社したり、夕方に早めに退勤したりしやすくなります。

不妊治療では、朝一番の採血や診察が必要になることがあります。

そのため、始業時間をずらせる制度は大きな助けになります。

在宅勤務・リモートワーク

在宅勤務ができる職場なら、通院前後の負担が軽くなることがあります。

病院から帰ってすぐに仕事に戻れる。
体調が少し悪い日でも、自宅で作業できる。
移動時間を減らせる。

このようなメリットがあります。

ただし、在宅勤務でも会議や締切が多い職場では負担が大きいこともあります。

制度があるかだけでなく、実際に使いやすいかも確認しましょう。

不妊治療休暇・休職制度

企業によっては、不妊治療のための休暇制度や休職制度を設けている場合があります。

厚生労働省の調査でも、不妊治療を行っている従業員が受けられる支援制度等がある企業は26.5%とされています。

まだ多いとは言えませんが、制度を整える企業は増えています。

人事に直接聞きづらい場合は、まず就業規則や社内ポータルを確認してみましょう。

相談できる窓口

会社によっては、産業医、保健師、人事相談窓口、外部相談窓口などがある場合があります。

直属の上司に話しづらい場合でも、別の窓口を使えるかもしれません。

不妊治療はプライベートな内容なので、誰にどこまで伝えるかは自分で決めて大丈夫です。

上司に伝えるなら、どこまで話す?

不妊治療について、職場に必ず伝えなければならないわけではありません。

ただ、通院で休みが増える場合は、上司に一部だけ伝えた方が調整しやすくなることもあります。

伝える場合も、すべてを詳しく説明する必要はありません。

たとえば、次のような伝え方があります。

上司への伝え方の例

現在、継続的な通院が必要な治療を受けています。
急に午前休や半休をお願いする可能性があります。
業務に支障が出ないよう、事前に共有できる予定は早めにお伝えしますので、勤務時間の調整について相談させてください。

「不妊治療」と言いたくない場合は、「継続的な治療」「婦人科系の治療」「通院が必要な治療」と表現しても良いでしょう。

大切なのは、治療内容を詳しく説明することではなく、仕事上どのような調整が必要かを伝えることです。

それでも厳しいなら、転職は早めに情報収集していい

今の会社で制度を確認しても、どうしても両立が難しい場合があります。

  • 有給休暇が取りにくい
  • 急な休みを責められる
  • 上司に相談しても理解されない
  • 遅刻や早退が認められない
  • シフト制で代わりがいない
  • 通院のたびに精神的に追い詰められる
  • 治療のために退職するしかないと感じている

このような状態なら、転職を考えても良いと思います。

転職は、逃げではありません。

治療を続けるために環境を整える選択です。

 退職に追い込まれる前に、転職情報を集めておくことは、自分を守る準備になります。

「今すぐ辞める」と決めなくても大丈夫です。

まずは、自分の業界でどのような働き方ができるのか、どんな求人があるのかを見てみるだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。

不妊治療と両立しやすい転職先を選ぶポイント

不妊治療と両立しやすい職場を探すなら、給与や職種だけでなく、働き方の柔軟性を確認しましょう。

年間休日120日以上

年間休日は、分かりやすい判断材料です。

目安としては、年間休日120日以上の職場を探すと、土日祝休みに近い働き方がしやすくなります。

ただし、休日数だけで決めないことも大切です。

有給休暇の取りやすさやフレックス制度も一緒に確認しましょう。

有給取得率や休みやすさ

求人票に年間休日が多く書かれていても、実際には有給休暇を取りにくい職場もあります。

可能であれば、次の情報を確認しましょう。

  • 有給取得率
  • 平均残業時間
  • 休日出勤の有無
  • 繁忙期の働き方
  • 急な休みへの対応
  • 女性社員の定着率

転職エージェントを使う場合は、担当者に「通院と両立しやすい職場を探している」と伝えておくと、条件を整理しやすくなります。

フレックス・在宅勤務がある

不妊治療では、平日の午前中に通院することが多くあります。

そのため、フレックスタイム制度や在宅勤務制度がある職場は、両立しやすい傾向があります。

特に次のような働き方ができると、通院の負担が軽くなります。

  • 朝の診察後に出社できる
  • 通院後に在宅勤務へ切り替えられる
  • 半休を使わず勤務時間を調整できる
  • 移動時間を減らせる

ワーキングマザーが活躍している

ワーキングマザーが多く活躍している職場は、家庭事情や通院への理解がある可能性があります。

もちろん、不妊治療と育児は別の事情です。

それでも、ライフイベントと仕事の両立に理解がある職場かどうかを判断する材料になります。

不妊治療支援制度がある

最近では、不妊治療休暇、不妊治療費の補助、相談窓口などを設ける企業もあります。

まだ全体としては多くありませんが、企業によってはかなり手厚い支援を行っています。

転職時には、次のような制度があるか確認してみましょう。

  • 不妊治療休暇
  • 時間単位有給
  • 積立休暇
  • 休職制度
  • 通院への配慮
  • 治療費補助
  • カウンセリング制度

転職エージェントを使うなら、こう伝える

不妊治療中であることを、転職エージェントに必ず伝えなければならないわけではありません。

ただし、働き方の条件を明確に伝えることは大切です。

たとえば、次のように伝えると良いでしょう。

転職エージェントへの伝え方

今後、継続的な通院が必要になる可能性があるため、フレックス制度や時間単位有給が使いやすい職場を希望しています。
年間休日は120日以上を希望しますが、休日数だけでなく、平日の通院に対応しやすい働き方ができるかを重視しています。

このように伝えると、不妊治療の詳細を話さなくても、必要な条件を共有できます。

転職エージェントに確認したいポイントは次の通りです。

  • 年間休日
  • 有給取得率
  • 平均残業時間
  • フレックス制度の実際の利用状況
  • 在宅勤務の利用頻度
  • 女性社員の働きやすさ
  • 通院や家庭事情への理解
  • 産休・育休後の復職率

転職活動は、今すぐ会社を辞めるためだけのものではありません。

「自分には他の選択肢もある」と知るための情報収集でもあります。

退職を決める前に考えてほしいこと

不妊治療と仕事の両立が苦しくなると、「もう辞めるしかない」と感じることがあります。

もちろん、心身が限界なら退職が必要な場合もあります。

しかし、勢いで退職を決める前に、一度立ち止まって考えてみてください。

  • 休職制度は使えないか
  • 部署異動は相談できないか
  • 時短勤務は可能か
  • フレックス勤務は使えないか
  • 在宅勤務を一時的に増やせないか
  • 有給休暇を計画的に使えないか
  • 治療のステップを一時的に調整できないか
  • 転職してから治療を続ける選択はないか

退職すると、通院時間は確保しやすくなります。

一方で、収入が減る、社会とのつながりが薄くなる、再就職への不安が出るなど、別の負担も生まれます。

不妊治療は治療費もかかるため、経済面の見通しも大切です。

 退職は悪い選択ではありません。ただし、「辞めるしかない」と追い込まれて決める前に、制度の確認・働き方の相談・転職情報の収集をしておきましょう。

不妊治療と年間休日110日に関するQ&A

Q1. 年間休日110日の会社では、不妊治療との両立は無理ですか?

A1. 無理とは限りません。ただし、年間休日110日は休みが多いとは言えず、急な通院が必要な不妊治療では負担が大きくなりやすいです。有給休暇、半休、時間単位有給、フレックス、在宅勤務などが使えるか確認しましょう。

 

Q2. 不妊治療のために転職するのはありですか?

A2. ありです。転職は逃げではなく、治療を続けるために環境を整える選択肢です。ただし、いきなり退職するのではなく、今の会社で使える制度を確認しながら、転職情報を集めるところから始めると安心です。

 

Q3. 職場に不妊治療のことを伝えるべきですか?

A3. 必ず伝える必要はありません。ただし、通院で遅刻・早退・休暇が増える場合は、「継続的な通院が必要な治療を受けている」とだけ伝える方法もあります。治療内容をすべて話す必要はありません。

 

Q4. 転職先を選ぶ時に一番見るべきポイントは何ですか?

A4. 年間休日だけでなく、平日の通院に対応しやすいかを見ましょう。具体的には、有給取得率、時間単位有給、フレックス、在宅勤務、平均残業時間、上司や職場の理解が重要です。

 

Q5. 仕事を辞めれば不妊治療は楽になりますか?

A5. 通院時間は確保しやすくなりますが、収入面や再就職への不安が出ることもあります。退職が必要な場合もありますが、まずは休職、部署異動、時短勤務、転職なども含めて検討しましょう。

 

まとめ:年間休日110日で不妊治療がしんどいなら、働き方を見直していい

年間休日110日の職場でも、不妊治療と仕事を両立している人はいます。

しかし、体外受精や顕微授精に進むと、急な通院、採卵、移植、判定日など、仕事の予定だけでは調整できない場面が増えます。

そのため、年間休日110日の職場では、負担が大きくなりやすいのは事実です。

ただし、大切なのは休日数だけではありません。

  • 有給休暇を取りやすいか
  • 半休や時間単位有給が使えるか
  • フレックス勤務ができるか
  • 在宅勤務が使えるか
  • 急な通院に理解があるか
  • 不妊治療休暇や休職制度があるか
  • 上司に相談しやすいか

これらの条件によって、両立のしやすさは大きく変わります。

もし今の職場で通院のたびにつらい思いをしているなら、「自分の努力不足」と考えないでください。

不妊治療と仕事の両立は、本人の根性だけで乗り越えるものではありません。

制度や働き方、職場の理解が必要です。

退職に追い込まれる前に、まずは今の会社で使える制度を確認する。

それでも難しいなら、転職情報を集める。

自分に合った働き方を探すことは、妊活を続けるための大切な準備です。

妊活フォーラム編集部

おまけ:不妊治療と退職で悩んでいる方へ

仕事と治療の両立が限界に近づくと、「退職した方がいいのでは」と悩むことがあります。

退職理由の伝え方や、退職前に考えたいことは次の記事で整理しています。

おまけ2:不妊治療をやめたいほど疲れている方へ

仕事、通院、治療結果、夫婦関係。

すべてが重なると、不妊治療そのものをやめたいと感じることもあります。

その気持ちは、決しておかしなものではありません。

おまけ3:ストレスの限界サインを見逃さないでください

不妊治療と仕事を両立していると、自分のストレスに気づきにくくなることがあります。

最近眠れない、涙が出る、仕事に集中できないという方は、次の記事も参考にしてください。

 

 

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