妊活におすすめ「布ナプキン」の洗い方☆洗うのが面倒?落ちないなら重曹?セスキ?

妊活の助けになれば……と、布ナプキンに興味を持っていますが、「洗うのが大変で、長続きしないのではないか」と思い、一歩が踏み出せずにいます。私は経血の嫌な臭いにも抵抗があります。

布ナプキンは天然素材の布で作られており、繰り返し洗って使います。
初めて使う人がハードルだと感じるポイントは、この洗うことだと思います。
しかし、コツさえつかめば、無理なく続けることができますし、布ナプキンには嫌な臭いもありません。
この記事では、布ナプキンの洗い方を掘り下げて紹介します。
布ナプキンには、妊娠しやすいカラダづくりにつながるメリットもたくさんありますから、参考にしてください。

妊活にもおすすめ「布ナプキン」の洗い方は「もみ洗い」「浸け置き」「乾かす」の3ステップが基本です

妊娠したいと考えているなら試してみたい「布ナプキン」☆心とカラダの改善につなげよう

妊娠したいと考えているならば、女性の心とカラダを支える子宮や卵巣の機能、女性が本来、持っているはずの月経リズムをしっかりと取り戻しましょう。

布ナプキンは、天然素材の布でできていて、繰り返し洗って使います。

布ナプキンは……

  • 妊娠したいと考えている。
  • 生理痛がひどくなりがちだ。
  • 妊娠中でおりものが多い。
  • 出産の前後や閉経後の尿漏れが気になる。
  • 月経周期が乱れやすい。
  • ムレ・かぶれが悩みだ。
  • 生理の臭いが気になる。
  • 経血の量が多い。
  • PMSの症状がある。

上記ような人にメリットがあったり、体質改善効果が期待できるといわれています。

布ナプキンは使用後なるべく早く洗いましょう。新品も使い始める前に水洗いしましょう

布ナプキンの洗い方は「もみ洗い」「浸け置き」「乾かす」の3ステップが基本です。

布ナプキンは使用後、なるべく早く洗いましょう。
使い終わった布ナプキンは乾燥すると経血が固まり、汚れが落ちにくくなるからです。

もしも経血が固まってしまった場合は、浸け置きしてからもみ洗いをすると落ちやすくなります。

汚れが落ちたら、他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗いましょう。

新品の布ナプキンを使い始める前に、水洗いすることも忘れてはいけません。

コットンには天然の油分が含まれているため、水分を弾いてしまうからです。
最初に油分を洗い落とすことで、吸収力がアップし、肌触りもよくなります。

予洗(下洗い)は、洗濯機の標準洗いで行い、すすいで脱水した後、乾かします。

洗濯用洗剤に柔軟剤が入っていると、布ナプキンの吸収力を損なう場合があるので、できる限り、柔軟剤の入っていないタイプを選びましょう。

布ナプキンの洗い方……ステップ①「軽くもみ洗い」

布ナプキンを、もみ洗いする際は、ぬるま湯でやさしく押し洗いをすることがポイントです。

血液中には、たんぱく質が含まれているので、水温が高いと経血が固まり、繊維の間にしみこんだままこびりついて落ちにくくなります。
必ず、人肌以下の温度のぬるま湯を使って、布ナプキンから経血が出なくなるまで洗います。

この時に、強くごしごしと洗ってしまうと、せっかくの柔らかい生地の表面を傷めてしまいます。
できる限り「やさしく」を心がけて、押し洗いをしましょう。

布ナプキンの洗い方……ステップ②「浸け置き洗い」

浸け置き用のバケツに、ぬるま湯をはり、水1.5リットルに対して大さじ1程度の「布ナプキン用洗剤」または「洗濯用洗剤」を入れて溶かします。

洗剤を溶かしたぬるま湯に、軽くもみ洗いをした布ナプキンを浸し、3時間~半日程度、浸け置きします。

浸け置きが終わったら、ナプキンを取り出し、手洗いするか、洗濯ネットに入れて洗濯機ですすぎ洗いをします。

この際は柔軟剤が入っていなければ、他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です。

血液成分や経血量は個人差があるため、落ちにくいことがあります。
落ちにくい場合は、洗浄液を新しく交換し、数時間長めに浸け置きすると良いです。

布ナプキンの浸け置き用バケツを専用に準備して清潔に保ちましょう。

布ナプキンの洗い方……ステップ③「乾かす」

浸け置いた後に、一度、水ですすいで洗剤を落とします。

しっかりと絞って水気を切ったら、軽く形を整えて、風通しのよい場所で干します。
天日干しをすると、殺菌効果もあり、衛生的です。

布ナプキンは、一ヶ月に一度しか使わないので、カビやにおい防止のため、しっかり乾かしましょう。

洗濯ヨレを直したい場合は、低温度でアイロンをかけましょう。
撥水力も高まります。

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洗い方に加えて洗剤の選び方も重要です☆布ナプキンの汚れが落ちないときに使いたいおすすめ「重曹」「セスキ」

布ナプキンの洗い方はコツさえ覚えれば、とても簡単です。
より効果的に汚れを落とすなら、洗剤選びにもこだわりましょう。

経血のたんぱく質汚れを落とすには、アルカリ剤が有効です。

布ナプキンの汚れが落ちにくいときに使いたい洗剤……①「重曹水や重曹ペースト」

重曹は、水に溶けると弱アルカリ水溶液になり、酸性成分の汚れやにおい成分と結びついて分解する「中和作用」があります。
また、アルカリ性の汚れやにおい成分に対しても、中性に近づけようとする「緩衝(かんしょう)作用」を持っています。

このほか、水に溶けるとマイナスイオンを発生させ、電気的な中和作用で、たんぱく質や脂質を落としやすくする作用もあります。

つまり、重曹は、布ナプキンの汚れを落とす際にとても有効です。

布ナプキンに重曹水(水カップ1に対して重曹小さじ2)に浸け置くか、重曹ペースト(重曹2に対し水1)を布ナプキンの汚れが目立つ部分に塗り、しばらくおいてから洗い流しましょう。
重曹は8%以上(上記の分量)の濃度になると、溶けにくくなり、布ナプキンの表面に白く残ることがあります。
重曹が残らないように、しっかり水で洗い流しましょう。

ちなみに、重曹は成分の含有量によって「薬用」「食品用」「洗剤用(工業用)」に分類されますが、洗濯用にはどれを使っても大丈夫です。

  • 医薬品用:純度100%
  • 食品用:加熱時にアンモニア臭を発しないなど口に入れても安全な純度のもの
  • 工業用:規定なし

布ナプキンの汚れが落ちにくいときに使いたい洗剤……②「セスキ炭酸ソーダ」

セスキ炭酸ソーダは、重曹の原料です。
地中に存在するセスキ炭酸ソーダに炭酸を加えて重曹が作られます。

セスキ炭酸水も重曹も同じナトリウム化合物ですが、ふたつの違いはアルカリ度で、重曹がPH8、セスキ炭酸ソーダPH10です。

セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ度が高いので、汚れが落ちやすくなりますが、肌への刺激も強くなります。
分量を守って、洗い残しのないようにしっかりと水ですすぎ洗いをしましょう。

布ナプキンの汚れが落ちにくいときに使いたい洗剤……③「大根おろしなどたんぱく質分解酵素を含む食品」

昔の人の知恵として、血液のシミ抜きには、大根おろしが有効だと言われています。

ダイコンには、たんぱく質分解酵素プロテアーゼが含まれています。
実は、プロテアーゼは、室温(17度~40度)で、血液中のたんぱく質ヘモグロビンを分解し、汚れを落とす効果があることが実証されています。(2014G01 国際基督教大学)

プロテアーゼを多く含む食品には、ダイコンのほか、ショウガ、パイナップル、キウイ、パパイヤなどがあります。
大根おろしを作ったあとに、絞り汁がでたら捨てずにとっておくと良いでしょう。

繰り返しになりますが、紹介した「洗剤」がないときは、市販の石けんや洗剤で大丈夫です。
洗剤の量が多いと色落ちの原因になりますので注意しましょう。

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布ナプキン未経験者が抱える疑問「洗うのが面倒なのでは?」「不快な臭いが気持ち悪い?」

布ナプキン未経験者に多い疑問が「洗うのが面倒なのでは?」と「不快な臭いが気持ち悪い?」だと思います。
実はそのようなことはなく、コツさえつかめば、無理なく続けらます。

私は、布ナプキン用洗剤を小瓶に入れてお風呂の近くに置いています。
お風呂に入る“ついで”に、布ナプキンを洗います。
バスタブのお湯(38度~42度)にお水を足したぬるま湯で押し洗いし、浸け置き洗いまでしておきます。

身体を洗ってお風呂から出るときに、布ナプキンを洗い流せば、ほとんど手間がかかりません。

また、布ナプキンには、紙ナプキンを使用しているときの不快な臭いがありません。
不快な臭いは、紙ナプキンの高分子ポリマーと血液が反応して発生する臭いだからです。

まとめ:布ナプキンの洗い方のコツを覚えて、無理なく続ける

 布ナプキンの洗い方はコツさえ覚えれば、とても簡単です。無理なく続けることができるでしょう。
  • 布ナプキンの洗い方は実は簡単「もみ洗い」「浸け置き」「乾かす」の3ステップ
  • 布ナプキンの汚れが落ちにくいときは「重曹」や「セスキ」を使おう
  • お風呂に入るついでに洗えば手間がかからない
  • 布ナプキンには不快な臭いもない

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