このことを特集したニュースでは「ニラは美の最強食材」とも紹介され、私もニラ料理を積極的に食べるようにしています。
ちなみに私は妊娠・出産を希望しています。
先日、妊娠6ヵ月の友人と食事をした際、「ニラは刺激が強いので、妊活、妊娠中は避けた方が良いのでは」と言われ、心配になりました。
妊活・妊娠中に、ニラを食べると危険なのでしょうか?
妊活、妊娠中にニラを食べたとしても、基本的にまったくデメリットはありません。
むしろ、健康な赤ちゃんを授かりたい、出産したい……と願う女性には、積極的に食べてもらいたいです。
この記事では、ニラのメリットについて分かりやすく解説するほか、薄毛に悩む男性にもうれしい、オススメのレシピも紹介します。
広瀬すずさんが愛するニラ|妊活中の女性が積極的に撮りたい栄養素が豊富
ニラは、子宮環境を整えるビタミンA、卵子の老化防止につながるビタミンCやビタミンE、細胞の成長を促すビタミンB2などが豊富なほか、冷えの改善、疲労回復、便秘解消など、妊活中の女性にうれしい効果が期待できると言われています。
「葉酸」は、胎児の脳の細胞を作り、神経管閉鎖障害のリスクを低下させることがわかっています。
妊活には欠かせない栄養素であり、厚生労働省が妊活初期から積極的に摂ることを推奨しています。
ニラは100gあたりに約77μgの葉酸を含んでいます。
スーパーフードと呼ばれるブロッコリーが約120μgですから、とても豊富だと言えるでしょう。
野菜の中でも高い含有率です。
「メチイン」は聞きなれない名前だと思いますが、ニラの独特の香りの9割を占める成分です。
メチインには、ピロリ菌を抑制する効果があります。
実は、ピロリ菌は、不妊症との関連が知られています。
また、ニラは、育毛でも注目されています。
AGAの治療薬には「フィナステリド」という成分を含んだものがあります。
フィナステリドの成分には、男性ホルモンの作用を抑える働きがあり、男性不妊につながる場合も……。
薄毛に悩む妊活中の男性にとっても、ニラはうれしい食材だと言えるでしょう。
栃木県鹿沼市のご当地グルメ「にら蕎麦」は簡単でうれしい妊活レシピ
健康な赤ちゃんを授かりたい、出産したい……と願うカップルなら、積極的に食べたい「ニラ」ですが、妊活世代=忙しい世代。
レシピは手軽に越したことはないでしょう。
「ニラそば」は、もりそばにゆでたニラをのせた栃木県鹿沼市のご当地グルメですが、家庭でも簡単に作ることができます。
バテやすい夏でもしっかりとニラを食べることができます。
ちなみに、そばも妊活中の女性にうれしい食材。
ポリフェノールの「ルチン」が含まれており、抗酸化作用・老化防止に効果があると言われています。
女性にも男性にもうれしい簡単妊活レシピ「にら蕎麦」の作り方
ニラそばの材料(2人分)
- ニラ……1~2束
- 生そば……2玉(乾麺でも、もちろん大丈夫です)
- めんつゆ……200cc
にら蕎麦の作り方
1.ニラを5cm程度にカットします。
2.なるべく大きい鍋を用意し、八分程度の水を充分に沸騰させておきます。そば200gに対して、水2リットル以上が目安です。
3.そばをほぐしながら鍋に入れます。そばが一度、底に沈みますので、麺の向きを揃えるイメージで、さいばしを使って優しくほぐします。
4.そばが浮いてくると同時に湯が再び沸騰してきます。そばが鍋の中でおどるようにできるだけ強火を保ち、カットしたニラを投入します。ニラは根元の部分を先に入れ、ひと呼吸おいてから残りのニラを入れます。
5.茹で上がったら、そばとニラを手早くすくい上げます。
6.水道水で流水のままもみ洗いし、粗熱とぬめりを取ります。よく冷えた水でそばを締めると、より一層美味しくなります。
7.水気を切ったそばとニラをザルに盛り付けます。
ポイント
まとめ:広瀬すずも毎日食べるニラは妊活の味方! 簡単おいしいレシピは「にら蕎麦」
今回のレシピでは、「ニラを切ってから茹でる」と伝えましたが、栄養素がお湯に溶け出すことが気になる場合は、茹でた後に切りましょう。
多少、切りづらくはありますが……。
ニラの栄養素が溶け出した茹で汁で「そば湯」を楽しむのもオススメです。
おまけ:「にら蕎麦」以外にもある殿堂入りの簡単妊活レシピ
簡単に作れ、無理なく続けられる妊活レシピを厳選しました。