この記事では、妊活中のスイーツにおすすめな「ヨモギ団子」の作り方を紹介します。
ふんわりとした食感とよもぎのやさしい香りがベストマッチ。
ヨモギには、うれしい効果や活用法がいっぱいです。
ヨモギ団子でアンチエイジング☆レシピ意外にも入浴、塗るなど様々な利用法
日本のハーブの代表格の一つが「ヨモギ」。
止血作用が強いことで良く知られており、幼いころ、切り傷をした際にヨモギを揉んで傷口に付けた記憶を持つ人も多いでしょう。
一方で、ヨモギはビタミンやミネラルが豊富に含まれた〝野菜〟です。
実は、高い抗酸化効果が期待できるほか、造血作用を促進し、貧血を予防したりやコレステロールを下げるとされるクロロフィルも多く含みます。
飲む、食べる、入浴する、塗る、浴びる……と、ヨモギのの利用法は多岐にわたりますが、赤ちゃんを授かりたいと望む人にとってもうれしい栄養素や効能が詰まっているので、ぜひ、注目してみてください。
カラダをあたためる&鎮痛作用
カラダをあたためて腸のその働きを促進したり、不正出血を止める効果があるとされています。
また、ヨモギには痛みを止める効果もあります。
ヨモギを入浴剤にすれば、あせも、冷え性、腰痛、神経痛、リウマチ、打ち身、黄疸、風邪に効果が期待されるほか、美肌になるとも言われています。
抗酸化効果
ヨモギには強力な抗酸化効果があります。
200種類の野菜・山菜を調べた活性酸素除去能力テストの中でなんとトップ。
ブロッコリーの100倍も強いとされています。
カラダの抗酸化により卵子の老化を予防するのは、とても大切な妊活。
ヨモギには高い効果が期待されています。
香りがふんわり「ヨモギ団子」のレシピ(作り方)
ヨモギ団子の材料(2人分)
- 玄米もち粉…200g
- ヨモギ粉…8g
- 水(ぬるま湯)…1/2カップ
ヨモギ団子の作り方
1.玄米もち粉にヨモギ粉を混ぜます。
2.ぬるま湯を1に入れ、耳たぶぐらいのかたさにこねます。
3.直径2cm程度の団子状に丸めます。
4.沸騰したら湯で2〜3分ゆでます。団子が浮かび上がったら、すくい上げます。
5.お好みできな粉やあんこを添えます。
※ヨモギ粉や玄米もち粉は、自然食品を扱うお店などで手に入れることができます。玄米もち粉がない場合は、白玉粉と上新粉をミックスして使いましょう。
ヨモギのゆで方・あく抜き法
1.摘んだヨモギを水でよく洗い、汚れを落とします。
2.鍋にヨモギの5倍量の水を入れ、重曹をひとつまみ入れて沸騰させます。重曹を加えると、繊維が柔らかくなり、色が鮮やかになります。重曹の代わりに塩を使えば風味が良くなります。
3.2にヨモギを入れ、再度沸騰するまで待ちます。
4.約10分ほど茹でます。繊維がクタクタになり、葉の裏が鮮やかな緑色になってきたら火を止めます。
5.よもぎを取り出して氷水へ落とし、色止めをします。流水でアクを流し水気を絞ります。
※団子にする場合は新芽の極めて柔らかい部分を使い、アクを洗い流した後に包丁でたたくようにして細かく切ります。
このところ市販されているヨモギ団子は、ヨモギをゆでてアク抜きしてあるため、それほど、大きな効果は期待できないかもしれません。
この記事では簡単に作れるように、ヨモギ粉をおすすめしましたが、同様です。
健康長寿で有名な沖縄の人は、ヨモギをいろいろな料理に使います。
味噌汁に若葉を入れたり、青葉の代わりに添えたりもします。
ヨモギが添えられた沖縄そばの美味しさは忘れられません。
沖縄ではヨモギのアク抜きをせずにそのまま使います。
さすがに一度に食べられる量は1本程度でしょうが、アク抜きをしていない分、大量のミネラルを摂取できます。
薬学の専門家には「沖縄の長寿はヨモギによるところが大きいと言っても過言ではない」と説明する人も多いです。
しかしながら、たくさん食べようと思うと、やっぱり、アク抜きは重要です。
四季を通して楽しめるヨモギ団子☆冬でも根元を探せば新芽が見つかる
ヨモギは生命力の強い植物です。
寒い時期でも根元を探せば、新芽を見つけることができます。
また、茎が堅く育ってしまったものは、根元から刈って日除けをしておくことで、再び、柔らかい芽を採ることができます。
食用にするのであれば、白い綿毛に覆われた若芽を採取しましょう。
アクが少なくやわらかいです。
入浴剤や止血剤の材料として使うのであれば、硬く成長した葉でも大丈夫です。
まとめ:ヨモギは団子以外にもいろいろなスイーツに応用できる|レシピ(作り方)を工夫しよう
ヨモギ団子は心とカラダを癒やすスイーツです。
ヨモギは工夫次第でいろいろなスイーツに応用できます。
生クリームとの相性も良いので、洋菓子もいいですね。
おまけ:ヨモギ団子の作り方を覚えたら「ヨモギ蒸し」にも注目を
このところは、妊活中の女性の間で、ヨモギ蒸しも人気です。
ヨモギを煎じた蒸気を浴びる民間療法ですが、妊活や不妊治療として薦めている医師も多いようです。
自宅で楽しめるキットも販売されていまので、試してみてはいかがでしょうか?
豆知識ですが、ヨモギの乾燥ばを両手で揉んでいると、粉がポロポロと落ちます。
続けていると、両手に白い繊維が残ります。
これがお灸に使うモグサです。
お灸もカラダをあたためる効果が高いので、活用する人も増えているようです。
おまけ2:ヨモギ団子以外にも挑戦したい着床レシピ|作り方を丁寧に解説
簡単に作れ、無理なく続けられる妊活レシピをまとめました。
作り方を丁寧に解説に解説しているので、あなたのレパートリー加え、毎日、コツコツ続けてみましょう。