いま、あなたが読んでくれている妊活フォーラムは、継続を求める内容の記事をたくさん掲載しています。
例えば、ダイエットに関する記事では、「コーヒーを飲んだ30分後にスクワットに取り組む」を継続することを解説。
また、授かるためのカラダづくりに関する記事や、不労所得を築く記事でも継続の大切を説いています。
継続するコツを知りたい……。
と、悩んでいるのであれば、『ぼくたちは習慣で、できている。』を読むことをおすすめします。
この記事では、本書で紹介されているたくさんのコツの中から、特にオススメに方法をピックアップしました。
『ぼくたちは習慣で、できている』をギュギュッと要約|習慣化こそ継続のコツで、才能を作る
才能というのは天から与えられるようなものではないし、努力は歯を食いしばるような苦しみのことでもない。それを「習慣」というテーマで明らかにしてみたい。そうして才能や努力を、もっと普通の人に取り戻したい。それは限られた人にしかできないものではなく、工夫次第で身につけられるものである。
2018年 株式会社ワニブックス 佐々木典士『ぼくたちは習慣で、できている。』 10頁より引用
本書は、「なぜ、新年の誓いは失敗するのか?」という問い掛けから始まる。
新年の目標を達成できる人は100人中わずか8人。失敗する理由は「意志力」に頼るから。意志力は弱いので、習慣(意識を呼び出さず、ほとんど考えずにする行動)にすることが目標達成のコツ。習慣にすると無意識に行動できるようになる。
習慣とはトリガーで作動するルーティンで、人は報酬を求めて何度も同じ行動を取ろうとする。
- 才能は努力を続けた後に作られるもの。
- 努力は習慣にしてしまえば、継続できる。
- 習慣にするコツは学べる。
『ぼくたちは習慣で、できている』の概要
タイトル | ぼくたちは習慣で、できている。 | ||
---|---|---|---|
著者 | 佐々木典士 | ||
出版社 | 株式会社ワニブックス | ||
発売日 | 2018年6月26日 初版発行 |
著者・佐々木典士さん|ミニマリズムの次に選んだテーマが習慣化のコツ
『ぼくたちは習慣で、できている。』の著者は、国内16万部を突破、海外21ヵ国語に翻訳されるベストセラーベストセラー『ぼくたちに、もうモノは必要ない』を書いた佐々木典士さん。
佐々木さんは、ミニマリスト(最小限(ミニマル)の物で暮らす人)を世に知らしめた一人です。
2015年に注目を集め、新語・流行語大賞にもノミネートされた「ミニマリスト」。佐々木さんは『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』で自身が実践してきたミニマリズムを紹介しました。
そんな佐々木さんが、次に選んだテーマが「習慣」です。
前作の『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を書くことで、ぼくはお金とモノのコンプレックスから解放された。そしてこの本を書くことで、ぼくは「努力」や「才能」というものへのコンプレックスから解放されようとしている。
どうやらこの本はぼくにとって「最後の自己啓発」になりそうだ。2018年 株式会社ワニブックス 佐々木典士『ぼくたちは習慣で、できている。』 10頁より引用
略歴
作家/編集者/ミニマリスト。1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教養学部卒。京都在住。出版社3社を経て独立。クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに『Minimal&ism』を開設。ミニマリズムを紹介した初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス)は国内16万部突破、海外21ヶ国語に翻訳されるベストセラーに。Webマガジン「WANIBOOKOUT」いんて「ぼくは死ぬ前に、やりたいことをする!」、月刊誌『むすび』にて「半径5mからの環境学」連載中。
2018年 株式会社ワニブックス 佐々木典士『ぼくたちは習慣で、できている。』 より引用
『ぼくたちは習慣で、できている』の目次|手っ取り早く習慣化のコツを知りたいなら3章を
本書は次のような流れで綴られています。
- 1章:意志力は、生まれつき決まってる?
- 2章:習慣とは何か?
- 3章:習慣を身につけるための50のステップ
- 4章:ぼくたちは習慣で、できている。
佐々木さんも説明していますが、1章と2章は意志力や意識などについて詳しく考察しており、やや取っ付きにくい内容かもしれません。
手っ取り早く、習慣化のコツだけを知りたいあなたは、3章だけ読んでも大丈夫です。
3章は「何かをやめる時」と「何かを始める時」のどちらでも役に立つ情報です。
『ぼくたちは習慣で、できている』の感想|目標達成に向けて継続するコツは習慣化
どうすれば、目標達成に向けて、行動を継続できるのか?
佐々木さんはずばり「意志力に頼らず、行動を習慣にすれば良い」と書いています。
では、習慣とは何でしょうか?
これについては
- ほとんど考えずに取る行動
- 意識をほとんど使わず限りなく無意識の行動
と解説しています。
習慣にしてしまえば、意識しなくてもやりたいことを行動できるようになるのです。
すごいと思いませんか?
本書では習慣は「トリガー」「ルーティン」「報酬」という3つ要素でできているとも書かれています。
例えば、ソファーに座るという行動が「トリガー」となり、無意識にテレビをつけるという「ルーティン」を起こします。
報酬はルーティンで得られる喜びや楽しさです。この報酬を求めてテレビを観る訳です。
本書に書かれている中で特におすすめな習慣化のコツ
本書に書かれている習慣化のコツの中から、特におすすめの方法をいくつか紹介します。
習慣化のコツ①「トリガーを仕掛ける」
何かを習慣にしたい時には、すでに習慣として行っている行動に紐付けて行うことが有効です。
例えば、掃除を習慣にしたいなら、歯磨きをしながらゴミを拾うのです。
歯磨きはあなたも習慣ですよね。
コーヒーを飲んだらスクワットを始めるというルールを作ってしまうのです。
すでに行っている習慣に、新しく習慣にしたいことを紐付けましょう。
習慣化のコツ②「習慣化したい行動のハードルを下げる」
あなたも「やるのが億劫な仕事や家事、勉強が、やっているうちに気分が軽くなる」という経験をしたことがあるはずです。
これは作業興奮というもの。やり始めてしまえば、やる気が生まれるのです。
ですから、やる気を起こすには、始めることが大切なのだとも言える訳です。
始めるために、行動のハードルを徹底的に下げてみましょう。
スクワットが億劫な日は、スクワット1回でもOKにしてしまいましょう。
私の経験ですが、1回やれば、必ず、目標回数をこなしています。
人間はそういうものなのです。
まとめ:習慣にしてしまえば継続でき、習慣化のコツは学べる
- 才能は努力を続けた後に作られるもの。
- 努力は習慣にしてしまえば、継続できる。
- 習慣にするコツは学べる。
妊活や副業は、たくさん継続することを求められます。
もしも、あなたが、続けられないことに悩んでいるのであれば、『ぼくたちは習慣で、できている。』は、そんなあなたを支えてくれる良書です。
おまけ:習慣化のコツおすすめ+1
Twitterで「今日の積み上げ」と題して、自分が1日にやるべきことをツイートしている人たちを見掛けませんか?
もともとはリアルな友人と繋がってるアカウントで情報収集していたのですが、コメントやリツイートがしづらかったので…🥺
もうお昼ですが
今日の積み上げ
☑️Twitterアカウント作成
☑️コーディングレスポンシブの練習
☑️掃除機、トイレ掃除
☑️イラスト練習— りり@WEBデザイン&イラストレーション (@lily_web_design) June 12, 2021
私はずっと不思議に思っていたのですが、本書に答えがありました、
本書では「他人との約束」も習慣化の有効な方法だと解説しています。
人間は自分との約束は守らないが、他人との約束は守る……傾向にあります。
フォロワーに「今日の積み上げ」を宣言することで、習慣化せざるを得ない状況を作り出しているのです。
今日から実践できる方法なので、さっそく、試してみましょう。
おまけ②:習慣化のコツは「Way of LIfe」?
佐々木さんは「Way of LIfe」というスマホアプリで毎日の習慣を記録しているそうです。
習慣が達成できた項目を塗りつぶす仕組みで、習慣を誘引するそうです。
同様のアプリは色々あって、「Momentum(モメンタム)」も有名ですね。
Way of Life - Habit Tracker
Way of Life ApS無料posted withアプリーチ
Momentum 習慣トラッキング
Mathias Maehlum無料posted withアプリーチ