【書評】心が強い人のシンプルな法則|不妊治療でメンタル崩壊しないヒントに

あなたは、妊活を頑張っているのに、辛い思いをしているのではありませんか?
なかなか妊娠に至らないと、惨めな気持ちになったり、つらくなったりすることの連続です。

心が強い人になりたい……。

と思うこともあるでしょう。

この記事では、『心が強い人のシンプルな法則 ゼロから立ち上がれる人は、何をしているのか』という名著を紹介します。
ビジネス向けに書かれたものですが、妊活を頑張っているあなたのを足元を明るく照らしてくれる内容。妊活がつらいと感じたときの対処法や、気持ちの保ち方のヒントになるはずです。

妊活(不妊治療)がつらい|メンタルが崩壊しそうになるのはこんな時

妊活でメンタルが崩壊しそうになる場面はたくさんあります。

  • 生理が来るたび、精神的につらい
  • 心ない周囲の声がつらい
  • 仕事との両立がつらい
  • 妊活の経済的負担がつらい

人によっては心が疲弊し、うつ(鬱)の原因にもなりかねません。

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『心が強い人のシンプルな法則』をギュギュッと要約



あなたは「メンタルが強い人」と聞いて、どのような人をイメージしますか?

  • あらゆることをポジティブに考え、ネガティブを消す人
  • 絶対に折れないメンタルを持つ人

きっと、このように考えるでしょう。
しかし、この記事で紹介する『心が強い人のシンプルな法則』では

 メンタルが強い人=(イコール)心が折れてからの立ち直りが早い人
だといいます。

心は折れてもいい。大事なのは、その先だ

「強靭なメンタルさえあれば、仕事や人間関係で悩むこともないのに……」
そのように思ったこと、ありませんか?
「自分は心が弱いから」
「学級委員や部活のキャプテンもやったことないし、リーダーシップもないから」
「営業でもないし、話すのも苦手だから」
いろいろ言い訳はあるのでしょう。
はっきり言います。

最初から強靭なメンタルを持っている人など、世の中にいません。
もっと言えば、この本を読んだからといって、今後あなたの心が折れなくなることもありません。むしろ、これからもたくさん心を折ってください。

2019年 PHP研究所 権藤優希『心が強い人のシンプルな法則 ゼロから立ち上がれる人は、何をしているのか』
より引用

何度心が折れても、また、回復して挑戦する……このような人こそが本当に心の強い人であり、心の強い人は、あらかじめ回復する術を工夫していると紹介しています。
紹介されている内容を一つでも実践すれば、あなたのメンタルは飛躍的に向上することでしょう。

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『心が強い人のシンプルな法則』の概要

タイトル心が強い人のシンプルな法則 ゼロから立ち上がれる人は、何をしているのか
著者権藤優希
出版社PHP研究所
発売日2019年9月9日 初版発行

『心が強い人のシンプルな法則』の著者・権藤優希さん

『心が強い人のシンプルな法則』は「メンタルの鬼」と言われる権藤優希さんの2作目の著書になります。
2018年10月に『自分で決める』を発表した際、「意思決定の大切さはわかったが、決断には強いメンタルが必要と思う。どうやって心を鍛えてきたのか」という質問がたくさん寄せられたと言います。
この質問にアンサーすべく、再びペンを取ったのが本書です。
権藤さんもかつては、打たれ弱い人だったと振り返っています。

権藤優希さんの略歴

1983年、福岡県久留米市生まれ。日本電気株式会社(NEC)に入社後、新人最速で大型案件を受注し、さまざまな賞を獲得した後に4年で独立。営業の事業において、業界世界2位という記録をつくる。セレクトショップの経営、ビジネスコンサルティング事業、人材派遣事業、講演会の開催、オンラインサロンの運営など多岐にわたって事業展開中。

『心が強い人のシンプルな法則』の目次

本書は次のような流れで綴られています。

  • Prologue 心は折れていい。大事なのは、その先だ
  • Chapter1 強靭なメンタルなんて、存在しない
  • Chapter2 心が折れやすい人、折れにくい人
  • Chapter3 強い自分をつくる「セルフコントロール」
  • Chapter4 ゼロから何度でも立ち上がるための特効薬
  • Chapter5 メンタルレベルを保つ「シンプル」かつ「普遍」の習慣
  • Last Chapter 人生を飛躍させる「不屈」の精神

手っ取り早く、立ち直るのコツだけを知りたいあなたは、Chapter3Chapter4だけ読んでも大丈夫です。

心が強い人は、気持ちの完了を知らせる「チャイム効果」を使っている

この記事では、Chapter3 強い自分をつくる「セルフコントロール」に焦点を当てます。
権藤さんは、すばやく立ち上がるには「チャイム効果」上手に使うのが良いと言っています。

授業の終わりには、必ず「キーンコーンカーンコーン」とチャイムが鳴ります。
話が途中でも、どんなに盛り上がっていても、チャイムの合図と同時に、先生も生徒も「あっ、終わりにしなきゃ」と切り替えて、強制的に終了させようとします。
この完了の仕組みをつくることで、メンタルを切り替えることができるのです。

2019年 PHP研究所 権藤優希『心が強い人のシンプルな法則 ゼロから立ち上がれる人は、何をしているのか』
より引用

権藤さんは、アラームを2時間後に設定したり、YouTubeで2時間の音楽を再生し、「嫌なことが続いたのでこの2時間は集中して落ち込んでみよう」「この時間はダラダラ過ごそう」と決めて落ち込むようにすると説明しています。
そしてアラームや音楽終了を合図に、落ち込んだ気持ちを切り替えるのだと言います。

人は、落ち込んでいると、さらに落ち込んでいくものです。ダラダラといつまでも、ネガティブな感情を引きずっている自分が嫌になっているのです。
嫌なことを考え続けないということは、メンタル維持に非常に効果があります。
大事なことは、自分のなかにルールを作ってしまうということなのです。

2019年 PHP研究所 権藤優希『心が強い人のシンプルな法則 ゼロから立ち上がれる人は、何をしているのか』
より引用

心が強い人は、「スキップ」をしている

権藤さんは、スキップをすることもすすめています。

人は身体を動かしていると、気持ちが下がることがないのです。
たとえばあなたは、スキップをしながら凹むことはできますか?
スキップをしながらネガティブな感情になることは。なかなか難しいです。
バカバカしいと思うかもしれませんが、スキップをするのは最も簡単なメンタル維持の方法のひとつです。

2019年 PHP研究所 権藤優希『心が強い人のシンプルな法則 ゼロから立ち上がれる人は、何をしているのか』
より引用

人は、行動に感情がついていくとも。
権藤さんは、大声を出すというのも良い方法だと紹介しています。

『心が強い人のシンプルな法則』を読んだみんなの感想

心が強い人のシンプルな法則まとめ:心は折れていい! 何度も回復して挑戦!

なかなか妊娠に至らないと、惨めな気持ちになったり、つらくなったりすることの連続です。
それはとても自然なことです。
自分を責める必要はありません。心が折れない人はいません。

心を強くする必要はない……それでも立ち上がるスピードを上げる工夫はできます。
この記事がヒントになれば幸いです。


ちなみに権藤さんは、読書をすることもすすめています。
「心が落ち着き、心が整う」
「とくに心が折れかけているときは、がっつりと気合を入れて読まなくてもいいので、ぼーっと眺めるように読んでください」
と説明しています。

おまけ:『心が強い人のシンプルな法則』の著者・権藤優希さんの他の書籍

  • 『自分で決める。 すべてがうまくいく最強の力』/PHP研究所/2018年
  • 『「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本』/PHP研究所/2020年
  • 『損をしない人の考え方』//PHP研究所/2021年

権藤優希さんの最新作『損をしない人の考え方』は、『心が強い人のシンプルな法則』と比べると、目新しい内容とは言えませんが、それゆえに心に響きます。

おまけ②:『心が強い人のシンプルな法則』と合わせて読みたい

あなたには、不妊治療の心理カウンセラーの第一人者の視点から書かれた名著『妊活に疲れたら、開く本』もおすすめします。
この本も辛い思いをしているあなたの足元を明るく照らしてくれるはずです。

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