妊活と冷えは本当に関係ない?温活が必要な人・頑張りすぎなくていい人

「妊活=温活」という言葉を信じて、冷えとり靴下や腹巻き、温かい飲み物など、いろいろな冷え対策を続けてきました。
でも、正直あまり効果を実感できません。
同僚に「妊活と冷えは関係ないんじゃない?」と言われて、今まで頑張ってきたことが無駄だったのかと不安になっています。
妊活中の冷え対策は、本当に必要なのでしょうか?

妊活中の冷え対策は、すべての人に必須というわけではありません。
冷えが不妊の直接原因だと断定することはできませんが、冷えを感じる背景に、血流の悪さ、睡眠不足、運動不足、ストレス、栄養不足などが隠れていることはあります。
つまり、温活は「妊娠するための義務」ではなく、妊活中の体調を整える方法の一つです。
この記事では、温活が向いている人、頑張りすぎなくていい人、無理なく続けられる冷え対策について解説します。

妊活と冷えは関係ある?まず知っておきたい基本の考え方

日本では昔から「女性は体を冷やしてはいけない」と言われてきました。

妊活を始めると、さらにその言葉を強く意識する人が増えます。

  • 冷え性だと妊娠しにくいのでは?
  • 子宮を温めれば妊娠しやすくなるのでは?
  • 靴下を重ね履きしないといけないのでは?
  • 冷たい飲み物を飲んだら妊活に悪いのでは?
  • 温活をしていない自分は努力不足なのでは?

このように、不安になってしまう人も多いでしょう。

けれど、最初にお伝えしたいことがあります。

 冷えが不妊の直接原因であるとは、はっきり断定できません。

「冷えを治せば妊娠する」
「体を温めれば必ず妊娠しやすくなる」
「温活をしないと妊娠できない」

このように考えすぎる必要はありません。

妊娠には、年齢、排卵、卵管、子宮、精子、ホルモン、生活習慣、病気の有無など、さまざまな要素が関係しています。

冷えだけで妊娠のしやすさが決まるわけではありません。

ただし、冷えを感じるほど体調が乱れている場合は、妊活中の生活習慣を見直すきっかけになります。

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冷えそのものより、冷えを感じる背景に注目しましょう

妊活中に大切なのは、「冷えているかどうか」だけを見ることではありません。

それよりも、なぜ冷えを感じているのかを考えることです。

たとえば、次のような生活が続いていませんか?

  • 運動不足で筋肉量が少ない
  • 湯船につからずシャワーだけで済ませている
  • 冷たい飲み物をよく飲む
  • 睡眠不足が続いている
  • ストレスで体が緊張している
  • 食事量が少ない
  • たんぱく質や鉄分が不足しがち
  • デスクワークで長時間座りっぱなし
  • エアコンで体が冷えやすい

これらは、妊活中の体調管理にも関わります。

冷えを感じる人は、体を温めることだけでなく、睡眠、食事、運動、ストレス、血流などをまとめて見直すと良いでしょう。

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温活が向いている人|冷え対策を見直した方がいいサイン

温活は、すべての人に必要なものではありません。

しかし、次のような人は、無理のない範囲で冷え対策を取り入れる価値があります。

  • 手足がいつも冷たい
  • お腹や腰まわりが冷えやすい
  • 生理痛が重い
  • 肩こりやむくみが強い
  • 寝つきが悪い
  • 眠りが浅い
  • 疲れやすい
  • 運動不足が続いている
  • ストレスを感じやすい
  • 冷たい飲み物をよく飲む
  • 夏でも冷房で体がつらい

このような状態があるなら、温活は「妊娠するための特別な方法」というより、体調を整える生活習慣として役立つかもしれません。

特に、入浴、軽い運動、食事の見直しは、妊活中に取り入れやすい方法です。

温活を頑張りすぎなくていい人もいます

一方で、温活を頑張りすぎなくても良い人もいます。

たとえば、次のような人です。

  • 冷えをあまり感じていない
  • 温活そのものがストレスになっている
  • 靴下の重ね履きが不快
  • 腹巻きで汗をかいて逆に気持ち悪い
  • 熱いお風呂やサウナでぐったりする
  • 温活をしないと妊娠できないと思い込んでいる
  • 冷たいものを少し飲んだだけで罪悪感がある

妊活中は、ただでさえ心が張りつめやすい時期です。

温活がプレッシャーになってしまうなら、本末転倒です。

 温活は「やらなければいけない義務」ではありません。心地よく続けられる範囲で取り入れれば十分です。

妊活では、完璧を目指しすぎないことも大切です。

妊活中に無理なくできる冷え対策

ここからは、妊活中に取り入れやすい冷え対策を紹介します。

特別なことをする必要はありません。

まずは、日常生活の中で無理なくできることから始めましょう。

湯船につかる

冷え対策として取り入れやすいのが入浴です。

シャワーだけで済ませている人は、週に数回でも湯船につかる習慣を作ってみましょう。

おすすめは、熱すぎないお湯にゆっくり入ることです。

38〜40度くらいのぬるめのお湯に、10〜20分ほどつかると、体がじんわり温まりやすくなります。

熱すぎるお湯は、交感神経が優位になり、かえって疲れてしまうことがあります。

妊活中は、体を追い込むような入浴ではなく、リラックスできる入浴を意識しましょう。

お腹・腰・足首を冷やさない

冷え対策というと、手足の先を温めることを考えがちです。

もちろん足先が冷える人は靴下も役立ちますが、妊活中に意識したいのは、お腹、腰、足首まわりです。

  • 薄着でお腹を冷やさない
  • 腰まわりを冷やさない
  • 足首を出しっぱなしにしない
  • 冷房が強い場所では羽織りものを使う
  • 寝るときは締め付けの少ない服を選ぶ

ただし、重ね着しすぎて汗をかくと、汗が冷えて逆に体が冷えることもあります。

「温かい」よりも「心地よい」を基準にしましょう。

軽く体を動かす

冷えを感じやすい人は、筋肉量が少なかったり、血流が滞りやすかったりすることがあります。

激しい運動は必要ありません。

  • 散歩
  • ストレッチ
  • 軽いスクワット
  • 階段を使う
  • 寝る前に足首を回す
  • 肩甲骨を動かす

この程度でも、続けることで体が温まりやすくなります。

運動はストレス解消にもつながるので、妊活中の気分転換にもおすすめです。

冷たい飲み物を摂りすぎない

冷たい飲み物を絶対に飲んではいけないわけではありません。

ただし、毎日のように氷入りの飲み物をたくさん飲んでいるなら、少し見直しても良いでしょう。

たとえば、

  • 朝は常温の水にする
  • 冷たい飲み物は一気飲みしない
  • 温かいお茶を取り入れる
  • 白湯を試してみる
  • カフェインを摂りすぎない

この程度で十分です。

完璧に避けるより、体が心地よいと感じる飲み方を探しましょう。

食事で体調を整える

妊活中は、温かいものを食べることだけでなく、栄養バランスも大切です。

体を温める食材だけにこだわるより、たんぱく質、鉄分、ビタミン、ミネラルをしっかり摂ることを意識しましょう。

  • 大豆製品
  • 野菜
  • きのこ
  • 海藻
  • 発酵食品
  • 味噌汁やスープ

温かい味噌汁やスープは、妊活中の食事に取り入れやすいです。

冷え対策だけでなく、栄養を整える意味でも役立ちます。

 冷え対策だけでなく、妊活中は食事や栄養の見直しも大切です。
葉酸やビタミンD、亜鉛など、妊活中に意識したい栄養素を確認したい方は、次の記事も参考にしてください。

入浴は妊活中の冷え対策だけでなく、睡眠にもつながります

妊活中は、睡眠の質も大切です。

睡眠不足が続くと、体調やメンタルが乱れやすくなります。

夜にぬるめのお湯にゆっくりつかると、体がリラックスしやすくなります。

入浴後に体温が自然に下がっていくタイミングで眠気が出やすくなるため、寝る前の入浴は睡眠習慣を整えるきっかけにもなります。

おすすめは、寝る直前ではなく、就寝の1〜2時間前を目安に入浴することです。

ただし、妊娠の可能性がある時期や体調がすぐれないときは、長風呂や熱いお湯は避けましょう。

めまい、動悸、のぼせを感じたら、無理をせずすぐに上がってください。

よもぎ蒸し・よもぎ風呂は妊活にいい?

妊活中の温活として、よもぎ蒸しやよもぎ風呂に興味を持つ人も多いでしょう。

よもぎは昔から親しまれてきた植物で、香りや温かさによってリラックスできると感じる人もいます。

よもぎ蒸しは、よもぎを煎じた蒸気で体を温める方法です。

よもぎ風呂は、乾燥よもぎなどを湯船に入れて楽しむ方法です。

どちらも、温まる習慣として取り入れる人がいます。

ただし、ここで注意したいことがあります。

 よもぎ蒸しやよもぎ風呂で不妊が改善する、妊娠率が上がる、と断定することはできません。

よもぎ蒸しは医療行為ではありません。

妊活の治療代わりにするものではなく、あくまでリラックスや温活の一つとして考えましょう。

また、肌が弱い人、アレルギーがある人、妊娠の可能性がある人、体調が悪い人は注意が必要です。

不安がある場合は、医師に相談してから利用してください。

布ナプキンや温活グッズはどう考える?

布ナプキンや腹巻き、レッグウォーマーなどの温活グッズも、妊活中に取り入れる人が多いアイテムです。

これらも、妊娠率を直接上げるものではありません。

けれど、使っていて心地よいなら、生活の中に取り入れても良いでしょう。

たとえば、布ナプキンは肌あたりのやさしさやムレにくさを好む人がいます。

腹巻きやレッグウォーマーは、冷房対策や寝るときの冷え対策として使いやすいです。

大切なのは、無理をしないことです。

「妊活に良いと聞いたから我慢して使う」のではなく、「使うと心地よいから続ける」という感覚で選びましょう。

冷えより先に受診した方がいいケース

冷え対策を頑張ることも大切ですが、妊活が長引いている場合は、温活だけで様子を見続けないことも大切です。

次のような場合は、婦人科や不妊治療クリニックで相談しましょう。

  • 妊活を始めて1年以上妊娠しない
  • 35歳以上で半年以上妊娠しない
  • 生理周期が大きく乱れている
  • 生理痛が強い
  • 経血量が極端に多い、または少ない
  • 不正出血がある
  • 排卵しているか分からない
  • 過去に子宮内膜症や卵巣の病気を指摘された
  • パートナーの精子の状態が分からない

冷え対策は、妊活中の体調管理の一つです。

しかし、検査や治療が必要な原因がある場合は、温活だけでは解決できません。

「温活をもっと頑張ればいいはず」と一人で抱え込まないでください。

医師に相談することも、妊活の大切な一歩です。

妊活中の冷え対策Q&A

Q1. 冷え性だと妊娠しにくいですか?

A1. 冷え性だけが原因で妊娠しにくくなるとは断定できません。ただし、冷えを感じる背景に、運動不足、睡眠不足、ストレス、栄養不足などがある場合は、妊活中の体調管理として見直す価値があります。

 

Q2. 妊活中は温活を必ずした方がいいですか?

A2. 必ずしなければいけないものではありません。冷えが気になる人には役立つことがありますが、温活がストレスになっているなら無理に続ける必要はありません。心地よく続けられる方法を選びましょう。

 

Q3. よもぎ蒸しは妊活に効果がありますか?

A3. よもぎ蒸しで妊娠率が上がる、または不妊が改善すると断定することはできません。リラックスや温活の一つとして取り入れる人はいますが、治療の代わりにはなりません。体調や妊娠の可能性がある時期には注意しましょう。

 

Q4. 冷たい飲み物は妊活中に避けるべきですか?

A4. 絶対に避ける必要はありません。ただし、冷たい飲み物を大量に飲むと体が冷えたり、お腹が不快になったりする人もいます。気になる場合は、常温の水や温かいお茶を取り入れてみましょう。

 

Q5. 妊活中の入浴は何度くらいが良いですか?

A5. 38〜40度くらいのぬるめのお湯に、10〜20分ほどつかる方法が取り入れやすいです。熱すぎるお湯や長風呂は体に負担がかかることがあるため、のぼせやすい人は無理をしないでください。

 

まとめ:冷え対策は「妊娠するための義務」ではなく、体調を整える方法の一つ

妊活中の冷え対策は、すべての人に必要なものではありません。

冷えが不妊の直接原因であるとは言い切れません。

しかし、冷えを感じる背景に、血流の悪さ、睡眠不足、ストレス、運動不足、栄養不足などが隠れていることはあります。

その場合、温活は妊活中の体調管理として役立つかもしれません。

  • 冷えが気になる人は、無理のない温活を取り入れる
  • 温活がストレスなら、頑張りすぎなくていい
  • 入浴、軽い運動、食事、服装を見直す
  • よもぎ蒸しや温活グッズはリラックス目的で考える
  • 妊活が長引く場合は、温活だけでなく医師に相談する

「妊活=温活」と思い込みすぎると、かえって苦しくなってしまいます。

大切なのは、自分の体と心に合った方法を見つけることです。

冷え対策は、妊娠するための義務ではありません。

心地よく体調を整えるための選択肢として、無理なく取り入れていきましょう。

妊活フォーラム

おまけ:妊活中の栄養も一緒に見直しましょう

温活だけでなく、妊活中は食事や栄養の見直しも大切です。

葉酸、ビタミンD、亜鉛など、妊活中に意識したい栄養素について知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

おまけ2:布ナプキンに興味がある方へ

冷えやムレが気になる方の中には、布ナプキンに興味を持つ人もいます。

布ナプキンの使い心地や洗い方について知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

 

妊活の完全ロードマップ【基礎編】

妊活の完全ロードマップ【基礎編】をまとめました。

  • 妊活を何から始めれば良いか分からない
  • 授かるカラダづくりをどのように進めて良いか分からない
  • 「赤ちゃんができない」と悩んでいる
  • 高額な不妊治療費の工面に困っている

こんな風に考えているカップルは、ぜひ、参考にしてください。

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