
不妊治療にはお金がかかります。
検査費用、通院費、薬代、交通費、仕事を休むことによる収入減。
保険適用になった治療もありますが、治療内容や回数によっては家計への負担は小さくありません。
私たち夫婦も、不妊治療費の不安を減らすために副業を考えました。
その中で実際に取り組んだのが、朝刊の新聞配達です。
私は副業として新聞配達を約1年半続けました。
毎朝2時間程度働き、月収は7万4000円前後でした。
初月の給料は、121部を配って7万3810円でした。
もちろん、これは私の体験談です。
新聞配達の収入は、地域、販売店、配達部数、勤務時間、配達方法、ガソリン代やバイク支給の有無によって大きく変わります。
また、朝が早く、体力も必要です。
妊活中や不妊治療中に無理をすると、本業や治療、体調に影響が出る可能性もあります。
- 新聞配達の副業はいくら稼げるのか知りたい
- 朝刊配達の給料や勤務時間を知りたい
- 不妊治療費の足しになる副業を探している
- 新聞配達のメリット・デメリットを知りたい
- ダブルワークや税金の注意点を知りたい
この記事では、実際に新聞配達を副業にした体験をもとに、月収、給料の決まり方、勤務時間、注意点、妊活・不妊治療中に取り組む場合の考え方を整理します。
新聞配達を強くおすすめする記事ではありません。
あくまで、不妊治療費を工面するために副業を考える方の一つの体験談として読んでください。
妊活フォーラム編集部
妊活・不妊治療に向き合う夫婦の「仕事」「お金」「夫婦関係」「男性妊活」の悩みを、当事者目線で整理しています。医療的な判断ではなく、治療を続けるための生活上の工夫や考え方を中心に発信しています。
新聞配達の副業で実際いくら稼げた?

私の場合、新聞配達の副業で得ていた月収は、だいたい7万4000円前後でした。
勤務は朝刊のみです。
毎朝2時間程度の仕事でした。
配達していたのは地方新聞で、山間部のエリアでした。
条件は「朝6時30分までに配り終えればよい」というものでした。
そのため、私は毎朝4時半に起き、5時ごろから配達を始めていました。
初月の給料は、次のような計算でした。
121部 × 610円 = 7万3810円
朝刊のみ、月給制、ガソリン代や原付バイクの支給なしという条件でした。
単価610円は、私にとってはかなり良い条件だったと思います。
知り合いの販売店だったこと、ガソリン代や原付バイクが支給されなかったことも関係していたと感じています。
部数は、毎月1〜2部程度増減していました。
新聞配達の収入は、販売店や地域によってかなり違います。
私と同じように月7万円台になるとは限りません。
求人を見るときは、時給・日給・月給だけでなく、配達部数、配達エリア、ガソリン代、バイク支給、勤務日数、休みの有無も確認しましょう。
新聞配達の給料はどう決まる?

新聞配達の給料は、販売店や契約内容によって変わります。
大きく分けると、次の3つのパターンがあります。
月給制
配達する部数 × 単価 = 月給
私が働いていた販売店は、この月給制でした。
配達する部数に単価をかけて月給が決まる形です。
配達部数が増えれば収入も増えますが、その分、配達時間や負担も増えます。
日給制
1日の給料 × 勤務日数 = 月収
1日あたりの金額が決まっている形です。
勤務日数が多いほど月収は増えます。
ただし、休みが少なすぎると体力的な負担が大きくなります。
時給制
時給 × 勤務時間 = 給料
時給制の場合は、勤務時間に応じて給料が決まります。
地域ごとの最低賃金を下回っていないかも確認が必要です。
最低賃金は都道府県ごとに定められており、厚生労働省が地域別最低賃金の全国一覧を公開しています。
求人を見るときは、自分の地域の最低賃金も確認しておきましょう。
朝刊配達のスケジュール例
新聞配達には、朝刊と夕刊があります。
副業として取り組む場合は、本業前に働ける朝刊配達を選ぶ人が多いと思います。
ただし、朝刊配達はかなり早朝、場合によっては深夜帯からの勤務になります。
新聞や販売店によって違いますが、朝刊は深夜1時から2時ごろに店舗へ届くことがあります。
その後、折り込みチラシの準備や仕分けを行い、配達に出ます。
午前2時半〜3時:出勤
午前3時:折り込みチラシなどの準備
午前3時半:配達スタート
午前5時半:配達終了
午前3時〜3時半:出勤
午前3時半:配達スタート
午前5時半:配達終了
私の場合は、販売店に新聞を取りに行き、朝5時ごろから配達を始めていました。
山間部での配達だったため、都市部とはルートや所要時間も違います。
配達開始時間や終了時間は、販売店のルール、新聞の到着時間、配達エリアによって異なります。
求人に応募する前に、次の点を確認しておくと安心です。
- 出勤時間
- 配達開始時間
- 終了予定時間
- 折り込み作業があるか
- 配達のみか、準備作業も含むか
- 雨の日・雪の日の対応
- 休刊日以外の休みの取り方
新聞配達を副業にして良かったこと
新聞配達を副業として続けてみて、良かったと感じたこともあります。
もちろん、向き不向きはあります。
私の場合は、本業が人に気を配る仕事だったため、人と話す時間が少ない新聞配達は精神的に楽でした。
人とのやり取りが少ない
新聞配達は、基本的に一人で配ります。
接客や営業のように、長時間人と話す必要はあまりありません。
本業で人間関係に疲れている方にとっては、黙々とできる副業として合う場合があります。
私も、副業でまで人に気を配るのはしんどいと感じていたので、この点は大きなメリットでした。
配り終えれば仕事が終わる
新聞配達は、配達が終われば仕事も終わりです。
販売店や業務内容によりますが、配達ルートを覚えると、作業の見通しが立てやすくなります。
慣れるまでは大変ですが、ルートやポストの位置を覚えると、体が自然に動くような感覚になります。
私の場合、1か月ほどでかなり慣れました。
治療費の足しになった
不妊治療費の不安があった私たち夫婦にとって、毎月7万円台の副収入は大きな助けでした。
治療費の一部に充てることができ、家計の不安を少し減らすことができました。
ただし、新聞配達で得た収入をどう使うかは、夫婦で話し合っておくことが大切です。
治療費、生活費、貯金、通院費、休職時の備えなど、目的を決めておくと続けやすくなります。
新聞配達を副業にする注意点
新聞配達は、条件が合えば不妊治療費の足しになる場合があります。
ただし、誰にでもおすすめできる副業ではありません。
特に妊活中や不妊治療中は、体調や睡眠、本業への影響を慎重に考える必要があります。
体力と睡眠への影響
新聞配達は、早朝または深夜帯の仕事です。
朝刊配達の場合、本業前に働くことになるため、睡眠時間が削られやすくなります。
睡眠不足が続くと、仕事の集中力が落ちたり、体調を崩したり、妊活中のメンタルにも影響することがあります。
雨の日、雪の日、暑い日、寒い日も配達があります。
思っている以上に体力を使います。
- 睡眠時間が確保できるか
- 本業に支障が出ないか
- 通院日と両立できるか
- 雨・雪・暑さ・寒さに対応できるか
- 体調不良時に休める体制があるか
副業で体調を崩してしまうと、本末転倒です。
少しでも無理があると感じたら、勤務日数や配達部数を見直しましょう。
本業の就業規則を確認する
副業を始める前に、本業の就業規則を確認しましょう。
会社によっては、副業・兼業について届出が必要な場合や、一定の制限がある場合があります。
厚生労働省は、副業・兼業について、企業も働く人も安心して取り組めるよう、ガイドラインや関連資料を公開しています。
副業が認められているか、申請が必要か、本業に支障が出ないかを事前に確認しておくことが大切です。
- 副業が禁止されていないか
- 会社への届出が必要か
- 労働時間の管理はどうするか
- 本業の業務に支障が出ないか
- 健康面で無理がないか
「見つからなければよい」と考えるのはおすすめしません。
後からトラブルにならないよう、事前に確認しておきましょう。
税金・住民税の扱いを確認する
副業収入がある場合、税金や住民税の扱いも確認が必要です。
新聞配達は、勤務形態によって給与所得として扱われることがあります。
また、副業収入の種類や金額によっては、確定申告が必要になる場合があります。
国税庁は、給与所得者で確定申告が必要な人の条件を示しており、たとえば給与を1か所から受けていて、給与所得・退職所得以外の所得合計が20万円を超える場合などは確定申告が必要とされています。給与を2か所以上から受けている場合も条件があります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
ただし、税金の扱いは勤務形態や収入の種類によって変わります。
不安な場合は、税務署、自治体、税理士などに確認しましょう。
- 給与所得か業務委託か確認する
- 源泉徴収票が出るか確認する
- 確定申告が必要か確認する
- 住民税の扱いを確認する
- 不安なら税務署や自治体に相談する
ガソリン代・バイクの扱い
新聞配達では、バイクや自転車を使うことがあります。
販売店から原付バイクや燃料代が支給される場合もあれば、自分で用意する場合もあります。
私の場合は、ガソリン代や原付バイクの支給がありませんでした。
その分、単価が高めだったと感じています。
求人を見るときは、給料だけでなく、必要な経費も確認しましょう。
- バイクは支給されるか
- ガソリン代は支給されるか
- 任意保険や事故時の扱いはどうなるか
- 雨具や防寒具は自己負担か
- 故障時の費用負担はどうなるか
見た目の月収が高くても、自己負担が大きいと手元に残る金額は減ります。
ミスや不着時の扱い
新聞配達で特にストレスになるのが、不着や配達ミスです。
新聞が届いていない、違う家に入れてしまった、雨で濡れてしまった。
このようなクレームが入ることがあります。
求人や契約前には、ミスや不着があった場合の対応を確認しましょう。
なお、労働契約の不履行について違約金を定めたり、損害賠償額を予定する契約は禁止されています。また、賃金は原則として全額支払う必要があり、使用者が一方的に賃金から控除することにも注意が必要です。
不着やミスの扱い、賃金控除の有無について不安がある場合は、契約前に確認し、納得できない条件なら避けた方が安心です。
- 不着時の対応方法
- クレーム対応は誰が行うか
- 賃金控除の有無
- 事故時の対応
- 休む場合の連絡方法
妊活・不妊治療中に新聞配達はおすすめできる?
妊活・不妊治療中に新聞配達を副業にするかどうかは、人によります。
私の場合は、不妊治療費の足しになり、人とのやり取りが少ない点も合っていました。
一方で、体力的な負担や睡眠不足のリスクはあります。
本業の残業や付き合いの飲み会があった時は、妻と手分けして配ったこともありました。
夫婦で協力できたことは良かったですが、無理をしていた時期もあります。
妊活中や不妊治療中に新聞配達を考えるなら、次の条件を満たせるか確認してください。
- 睡眠時間を確保できる
- 本業に支障が出ない
- 通院日や治療スケジュールと両立できる
- 体調不良時に休める
- 夫婦で家計や副業の目的を共有できている
- 就業規則や税金面を確認している
- 期間を決めて取り組める
新聞配達は、長期で無理に続けるより、期間を決めて取り組む方がよいと感じました。
「半年だけ」「治療費の一部を貯めるまで」「通院が本格化する前まで」など、終わりを決めておくと、体力的にも気持ち的にも続けやすいです。
副業は、不妊治療を続けるための手段です。
副業のせいで体調を崩したり、夫婦関係が悪くなったり、治療に支障が出たりするなら、見直しが必要です。
新聞配達以外の治療費対策も考える
不妊治療費の不安がある場合、新聞配達だけで解決しようとしない方がよいです。
副業は一つの選択肢ですが、体力や時間を使います。
まずは、使える制度や家計の見直しも確認しましょう。
- 保険適用の範囲を確認する
- 高額療養費制度を確認する
- 医療費控除を確認する
- 自治体の助成制度を確認する
- 固定費を見直す
- 夫婦で治療費の上限を話し合う
- 無理のない副業を検討する
また、セルフバックのように、一時的に治療費の足しになる方法もあります。
ただし、セルフバックも確実に稼げる方法ではありません。
成果条件や否認条件、クレジットカードや金融案件のリスクを確認し、無理のない範囲で使うことが大切です。
新聞配達の副業を快適にする工夫
新聞配達を続けるなら、できるだけ負担を減らす工夫も大切です。
早朝の仕事なので、睡眠、服装、防寒、防雨、ルート管理が重要になります。
- 前日に早く寝る
- 雨具・防寒具を用意する
- 配達ルートをメモする
- 暗い場所ではライトを使う
- 不着を防ぐために確認方法を決める
- 体調が悪いときの連絡方法を確認する
不着や配達ミスが続くと、精神的な負担も大きくなります。
自分なりのチェック方法を作り、無理のない配達部数から始めることをおすすめします。
よくある質問
新聞配達の副業は月にいくら稼げますか?
私の場合は、朝刊のみを毎朝2時間程度配り、月7万4000円前後でした。初月は121部×610円で7万3810円でした。ただし、新聞配達の収入は地域、販売店、部数、勤務時間、ガソリン代やバイク支給の有無によって大きく変わります。
新聞配達は副業に向いていますか?
人とのやり取りが少なく、早朝の時間を使える点では、副業として合う人もいます。ただし、朝が早く、体力も必要です。睡眠不足や本業への影響が出る場合は向いていません。
妊活中や不妊治療中でも新聞配達はできますか?
できる場合もありますが、体調や通院スケジュール、本業への影響を慎重に考える必要があります。副業で体調を崩してしまうと本末転倒です。睡眠時間を確保できるか、体調不良時に休めるかを必ず確認しましょう。
新聞配達の副業は会社にバレますか?
副業が会社に知られる可能性はあります。就業規則で副業が認められているか、届出が必要かを確認しましょう。また、副業収入がある場合、住民税や確定申告の扱いにも注意が必要です。不安な場合は税務署や自治体に相談してください。
新聞配達の求人で確認すべきことは何ですか?
給料だけでなく、勤務時間、配達部数、配達エリア、休み、ガソリン代、バイク支給、雨具や防寒具の自己負担、不着時の対応、体調不良時の休み方を確認しましょう。
新聞配達は長期で続けるべきですか?
私の体験では、長期で無理に続けるより、期間を決めて取り組む方がよいと感じました。朝が早く体力も使うため、半年だけ、治療費の一部を貯めるまでなど、目的と期間を決めておくと安心です。
まとめ:新聞配達の副業は条件が合えば治療費の足しになる。ただし無理は禁物
新聞配達の副業は、条件が合えば不妊治療費の足しになる場合があります。
私の場合は、朝刊のみを約1年半続け、毎月7万4000円前後の収入がありました。
初月の給料は、121部×610円で7万3810円でした。
人とのやり取りが少なく、配り終えれば仕事が終わる点は、自分に合っていました。
一方で、新聞配達は朝が早く、体力も必要です。
雨の日や雪の日もあります。
妊活中や不妊治療中に無理をすると、本業や治療、体調に影響する可能性があります。
- 収入は地域・販売店・部数・条件によって変わる
- 月7万円台はあくまで私の体験談
- 睡眠不足と体力負担に注意する
- 本業の就業規則を確認する
- 税金・住民税の扱いを確認する
- ガソリン代やバイク支給の有無を確認する
- 不着やミスの扱いを契約前に確認する
- 期間を決めて取り組む
副業は、不妊治療を続けるための手段の一つです。
新聞配達で収入を得られても、体を壊してしまっては意味がありません。
不妊治療費が不安な場合は、新聞配達だけでなく、制度の確認、家計の見直し、セルフバック、働き方の見直しなど、複数の選択肢を組み合わせて考えましょう。
自分たち夫婦にとって、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。
妊活フォーラム編集部
妊活フォーラムは、不妊治療や妊活に取り組む方が、仕事・お金・夫婦関係・男性妊活の悩みを一人で抱え込まないための情報を発信しています。
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体調や治療方針、働き方や副業に不安がある場合は、医師・勤務先・税務署・自治体など、必要な窓口にご相談ください。
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