妊活を始める前にやっておきたい準備7つ|時期・病院・夫婦で確認すること

新婚生活も落ち着き、そろそろ妊活を始めようと考えています。
何から準備すればよいのでしょうか?
正直、自分たちの体のこともあまり理解できていません。
妊活を始めるどのくらい前から準備すればよいのか、病院に行くなら何科に行けばよいのかも知りたいです。

妊活を始める前は、夫婦で体や生活習慣を確認しておくことが大切です。
体重や生活習慣、禁煙、基礎体温、風疹抗体、歯科検診、性感染症検査、男性の精液検査など、妊活前に確認しておきたい準備があります。
この記事では、妊活を始める前に夫婦で確認したい7つの準備を整理します。

妊活を始めようと思ったとき、何から準備すればよいのか迷う方は多いと思います。

排卵日を調べるべきなのか、病院に行くべきなのか、サプリを飲むべきなのか、生活習慣を変えるべきなのか。

妊活に関する情報は多く、調べるほど不安になることもあります。

まず大切なのは、妊活を女性だけのものにしないことです。

妊娠には、女性側の体だけでなく、男性側の精子の状態、夫婦の生活習慣、年齢、仕事、ストレス、治療費など、さまざまな要素が関わります。

妊活は、夫婦で一緒に準備するものです。

  • そろそろ妊活を始めたい
  • 妊活前に何を準備すればよいか知りたい
  • 病院に行くべきか迷っている
  • 風疹や性感染症の検査が必要か知りたい
  • 男性側は何をすればよいか知りたい
  • 夫婦で妊活に向き合うきっかけがほしい

この記事では、妊活を始める前にやっておきたい準備を7つに整理して紹介します。

妊娠を保証する方法ではありませんが、不安を減らし、夫婦で妊活に向き合うための準備として参考にしてください。

この記事を書いた人

妊活フォーラム編集部

妊活・不妊治療に向き合う夫婦の「仕事」「お金」「夫婦関係」「男性妊活」の悩みを、当事者目線で整理しています。医療的な判断ではなく、治療を続けるための生活上の工夫や考え方を中心に発信しています。

妊活の準備はいつから始める?

妊活の準備は、「妊娠したい」と思ったタイミングから始めて大丈夫です。

ただし、風疹ワクチンのように接種後しばらく避妊が必要なものや、歯科治療、体重管理、禁煙、生活習慣の見直しなど、時間がかかる準備もあります。

できれば、妊活を始める数か月前から少しずつ準備しておくと安心です。

とはいえ、すべてを完璧にしてからでないと妊活を始めてはいけない、というわけではありません。

大切なのは、夫婦で今の体の状態や生活習慣を確認し、不安なことは早めに相談することです。

  • 妊活を考え始めたら準備を始める
  • 風疹抗体や性感染症検査は早めに確認する
  • 禁煙や体重管理は夫婦で取り組む
  • 不安がある場合は婦人科や不妊治療クリニックに相談する
  • 完璧を目指しすぎない

妊活前の準備は、妊娠するための義務ではありません。

夫婦で安心して妊活に向き合うための土台づくりです。

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妊活前にやっておきたい準備7つ

ここからは、妊活を始める前に確認しておきたい準備を7つ紹介します。

すべてを一度にやろうとすると大変です。

できるところから、夫婦で一つずつ確認していきましょう。

1. 体重や生活習慣を整える

妊娠前の健康管理として、体重や生活習慣を整えておくことは大切です。

太りすぎだけでなく、痩せすぎも月経周期や排卵、妊娠中の体調に影響することがあります。

ただし、「標準体重にすれば妊娠しやすくなる」と単純に考えるのは避けましょう。

体重は、あくまで体の状態を知る一つの目安です。

急なダイエットや過度な食事制限は、妊活中の体にも心にも負担になります。

体格を知る目安として、BMIがあります。

BMIと標準体重の目安

BMI=体重kg ÷ 身長m ÷ 身長m

標準体重の目安=身長m × 身長m × 22

例:身長1.62mの場合
1.62 × 1.62 × 22 = 約57.7kg

BMIは便利な目安ですが、筋肉量や体質までは分かりません。

体重に不安がある場合は、自己流で急に体重を落とすのではなく、医師や管理栄養士に相談しましょう。

男性も、肥満や生活習慣の乱れが精子の状態に関わることがあります。

妊活前の体づくりは、女性だけでなく夫婦で取り組むのがおすすめです。

  • 急なダイエットをしない
  • 食事を抜かない
  • 睡眠時間を確保する
  • 無理のない運動を取り入れる
  • 男性も生活習慣を見直す

2. 夫婦で禁煙に取り組む

妊活を考え始めたら、夫婦で禁煙に取り組むことをおすすめします。

たばこは、妊娠前・妊娠中の体にさまざまな影響を与える可能性があります。

女性本人が吸っていなくても、周囲の人のたばこの煙を吸う受動喫煙も問題になります。

妊娠中の喫煙や受動喫煙は、胎児の発育などに悪影響があるとされています。

男性側も、「自分は妊娠しないから関係ない」と考えないことが大切です。

喫煙は、精子の状態や夫婦の生活環境にも関わります。

妊活を始めるなら、女性だけでなく男性も一緒に禁煙を考えましょう。

  • 女性だけでなく男性も禁煙を考える
  • 受動喫煙を避ける
  • 家の中や車の中を禁煙にする
  • 禁煙外来や薬局で相談する
  • 一人で無理に頑張りすぎない

禁煙は簡単ではありません。

うまくいかない場合は、禁煙外来や医師、薬剤師に相談することも選択肢です。

3. 基礎体温や周期を記録してみる

妊活を始める前に、基礎体温や月経周期を記録してみるのもよい方法です。

基礎体温は、排卵や周期を知る手がかりになります。

毎朝同じ時間に婦人体温計で測り、記録していくことで、自分の周期の傾向をつかみやすくなります。

ただし、基礎体温だけで体の状態がすべて分かるわけではありません。

睡眠時間、測る時間、体調、ストレス、飲酒などでも変化します。

グラフがきれいに二相にならないからといって、すぐに自分を責める必要はありません。

基礎体温がストレスになる場合は、無理に続けなくても大丈夫です。

  • 月経周期を記録する
  • 基礎体温をつけてみる
  • 排卵検査薬を使う方法もある
  • アプリで管理してもよい
  • ストレスになる場合は無理に続けない

月経周期が大きく乱れている、月経が長く来ない、強い月経痛がある、不正出血がある場合は、妊活前に婦人科で相談しておきましょう。

4. 風疹の抗体を確認する

妊活前に必ず確認しておきたいものの一つが、風疹の抗体です。

妊娠初期に風疹にかかると、赤ちゃんに影響する可能性があります。

そのため、妊娠を考えている方は、妊娠前に風疹の抗体があるか確認しておくことが大切です。

抗体検査は、内科、婦人科、自治体の事業などで受けられる場合があります。

自治体によっては、妊娠を希望する女性や同居家族を対象に、風疹抗体検査やワクチン接種の助成を行っていることもあります。

抗体が低い場合は、医師と相談してワクチン接種を検討しましょう。

風疹ワクチンやMRワクチンは、妊娠中は接種できません。

また、接種後は2か月程度の避妊が必要とされています。

  • 妊活前に風疹抗体を確認する
  • 抗体が低い場合はワクチン接種を相談する
  • 妊娠中は風疹ワクチンを接種できない
  • 接種後は2か月程度の避妊が必要
  • パートナーや同居家族も確認する

風疹対策は、女性だけの問題ではありません。

妊娠を希望する女性本人だけでなく、パートナーや同居家族も抗体の有無を確認しておくと安心です。

5. 歯科検診・虫歯や歯周病の治療を考える

妊活前には、歯科検診も考えておきましょう。

妊娠中は、つわりや体調の変化で歯磨きがしづらくなったり、歯ぐきの状態が変わったりすることがあります。

また、妊娠中は体調や治療内容によって、受けられる処置が限られる場合があります。

虫歯や歯周病が気になる方は、妊活前に歯科検診を受け、必要な治療を相談しておくと安心です。

もちろん、妊娠中でも必要な歯科治療を受けられる場合はあります。

ただし、妊活前から口の中を整えておくことで、妊娠後の不安を減らしやすくなります。

  • 妊活前に歯科検診を受ける
  • 虫歯や歯周病があれば相談する
  • 親知らずや痛みがある歯も確認する
  • 妊娠の可能性がある場合は歯科医に伝える
  • 自己判断で治療を先延ばしにしない

6. クラミジアなど性感染症検査を考える

妊活前には、クラミジアなどの性感染症検査も考えておきたい準備の一つです。

性感染症の中には、自覚症状が少ないまま進行し、不妊の原因になることがあるものがあります。

特にクラミジアは、女性では症状がほとんどないこともあります。

進行すると、卵管炎などにつながり、妊娠しにくさに関係することがあります。

「心当たりがないから大丈夫」と決めつけず、不安がある場合や妊活前には夫婦で検査を検討しましょう。

性感染症検査は、婦人科、泌尿器科、性感染症内科、保健所、自宅検査キットなどで受けられます。

ただし、症状がある場合や検査で陽性だった場合は、医療機関で診断・治療を受けることが大切です。

  • クラミジアは自覚症状が少ないことがある
  • 不妊の原因になることがある
  • 夫婦・カップルで検査を考える
  • 陽性の場合は医療機関で治療する
  • パートナーも一緒に確認する

7. 男性も精液検査を検討する

妊活前の準備として、男性の精液検査も大切です。

不妊は女性だけの問題ではありません。

男性側の精子の数、運動率、形態などが妊娠に関わることもあります。

精液検査は、男性側の状態を知るための基本的な検査です。

検査に抵抗を感じる男性もいると思いますが、精液検査は男性を責めるためのものではありません。

夫婦で妊活を前に進めるために、必要な情報を集める検査です。

妊活を始める段階で受けてもよいですし、一定期間妊活しても妊娠に至らない場合に早めに受けるのもよいでしょう。

  • 精子濃度
  • 精子運動率
  • 正常形態率
  • 精液量
  • 精子の有無

精液検査は、不妊治療クリニック、男性不妊外来、泌尿器科などで相談できます。

女性だけが通院や検査を抱え込まないためにも、男性側も早い段階で検査を検討しましょう。

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葉酸やサプリは妊活前から必要?

妊活前の準備として、葉酸についても知っておきましょう。

葉酸は、妊娠前から意識したい栄養素としてよく知られています。

食事から葉酸を含む食品を摂ることに加えて、必要に応じてサプリを検討する方もいます。

ただし、サプリは多く飲めばよいというものではありません。

持病がある方、薬を飲んでいる方、治療中の方は、医師や薬剤師に相談すると安心です。

こども家庭庁のプレコンセプションケアサイトでも、妊娠前の葉酸摂取について正しく知ることが案内されています。

  • 葉酸を含む食品を意識する
  • サプリは補助として考える
  • 成分量を確認する
  • 薬を服用中なら医師・薬剤師に相談する
  • 自己判断で過剰に飲まない

妊活前の栄養は、葉酸だけでなく、たんぱく質、鉄、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどを含めて、食事全体で考えることが大切です。

病院はどこに行けばいい?

妊活前に病院へ行く場合、相談内容によって受診先が変わります。

迷う場合は、まず婦人科や産婦人科で相談するとよいでしょう。

妊活前の相談先の目安
  • 月経不順・月経痛・妊活相談:婦人科・産婦人科
  • 風疹抗体検査:内科・婦人科・自治体指定医療機関
  • 性感染症検査:婦人科・泌尿器科・性感染症内科・保健所
  • 精液検査:不妊治療クリニック・男性不妊外来・泌尿器科
  • 虫歯・歯周病:歯科
  • 禁煙相談:禁煙外来・内科・薬局

妊活を始めてから一定期間妊娠に至らない場合や、年齢、月経不順、既往歴などに不安がある場合は、早めに婦人科や不妊治療クリニックで相談しましょう。

「まだ早いかも」と迷っているうちに時間が過ぎることもあります。

相談したからといって、すぐに高度な治療を始めなければならないわけではありません。

自分たちの状態を知るために受診する、という考え方で大丈夫です。

夫婦で話し合っておきたいこと

妊活前の準備は、検査や生活習慣だけではありません。

夫婦で話し合っておくことも大切です。

妊活を始めると、排卵日、タイミング、通院、治療費、仕事の調整など、話し合うことが増えます。

妊活が始まってからすべてを決めようとすると、気持ちに余裕がなくなることもあります。

早めに、次のようなことを話しておくと安心です。

  • いつごろから妊活を始めるか
  • どのくらいの期間、自己流で妊活するか
  • いつ病院に相談するか
  • 男性側も検査を受けるか
  • 仕事や通院をどう調整するか
  • 治療費をどう考えるか
  • 妊活の話をしない日を作るか

妊活は、どちらか一方が頑張るものではありません。

夫婦で同じ情報を見て、同じ方向を向けるように、少しずつ話し合っていきましょう。

よくある質問

妊活の準備はいつから始めればいいですか?

妊娠を考え始めたタイミングから準備して大丈夫です。風疹ワクチンのように接種後2か月程度の避妊が必要なものもあるため、できれば数か月前から少しずつ確認しておくと安心です。

妊活前に病院へ行くなら何科ですか?

月経不順や妊活相談は婦人科・産婦人科、精液検査は不妊治療クリニック・男性不妊外来・泌尿器科、性感染症検査は婦人科・泌尿器科・性感染症内科などで相談できます。迷う場合は、まず婦人科や産婦人科で相談するとよいでしょう。

基礎体温は必ずつけるべきですか?

必ずではありません。基礎体温は周期や排卵の手がかりになりますが、グラフだけで体の状態がすべて分かるわけではありません。ストレスになる場合は無理に続けず、アプリ、排卵検査薬、婦人科相談なども選択肢にしましょう。

風疹抗体は夫も調べた方がいいですか?

妊娠を希望する女性本人だけでなく、パートナーや同居家族も確認しておくと安心です。抗体が低い妊婦の同居家族についても、抗体検査やワクチン接種を検討するよう案内されています。

男性も妊活前に検査を受けるべきですか?

男性側も精液検査を検討することをおすすめします。不妊は女性だけの問題ではなく、男性側の精子の状態が関係することもあります。検査は男性を責めるためではなく、夫婦で妊活を進めるための情報を得るものです。

妊活前に性感染症検査は必要ですか?

不安がある場合や妊活を始める前には、夫婦で性感染症検査を検討しましょう。クラミジアなどは自覚症状が少ないことがあり、不妊の原因になることもあります。陽性だった場合は医療機関で治療し、パートナーも一緒に確認することが大切です。

まとめ:妊活前の準備は、夫婦で不安を減らすための第一歩

妊活を始める前に、すべてを完璧に整える必要はありません。

ただし、体や生活習慣、検査、ワクチン、夫婦の話し合いなどを少しずつ確認しておくことで、不安を減らしやすくなります。

今回紹介した妊活前の準備は、次の7つです。

  • 体重や生活習慣を整える
  • 夫婦で禁煙に取り組む
  • 基礎体温や周期を記録してみる
  • 風疹の抗体を確認する
  • 歯科検診・虫歯や歯周病の治療を考える
  • クラミジアなど性感染症検査を考える
  • 男性も精液検査を検討する

妊活は、女性だけが頑張るものではありません。

男性側の生活習慣や検査、夫婦での話し合いも大切です。

  • 妊活前の準備は早めに始める
  • 風疹抗体は妊娠前に確認する
  • 禁煙は夫婦で取り組む
  • 性感染症検査は夫婦で考える
  • 精液検査をおまけにしない
  • 不安があれば早めに病院で相談する

妊活前の準備は、妊娠を保証するものではありません。

それでも、自分たちの体を知り、生活を整え、夫婦で同じ方向を向くための大切な時間になります。

焦らず、できることから一つずつ始めていきましょう。

著者・運営者情報

妊活フォーラム編集部

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